マテリアリティへの取り組み

クリーンエネルギーや革新的技術を活用し、自動車/工場・プラントCO2を削減することで、脱炭素社会移行に貢献

7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
13.気候変動に具体的な対策を
再生可能エネルギー・エネルギーマネジメントバッテリー水素・代替燃料

気候変動は、地球上の全ての生き物に関わる大きな課題です。豊田通商は、この課題に対処するため、次世代環境車(HEV※1、PHEV※1、BEV※1、FCEV※1等)の拡販をはじめ、水素ステーション等インフラの整備や、素材置換による車体の軽量化、環境車に欠かせない車載電池の増産を支えるリチウム資源の確保等にも積極的に取り組んでいます。また、自動車CO2・物流事業等におけるライフサイクルCO2の削減、工場・プラントからのCO2排出ゼロチャレンジに加え、再生可能エネルギー事業において、国内最大の風力発電事業者である(株)ユーラスエナジーホールディングス、太陽光で国内最大規模の発電事業者であるテラスエナジー(株)と共に、持続可能な脱炭素社会への移行に貢献していきます。

KPI

定量面

再生可能エネルギー※2ビジネス

 
当社持分発電容量のうちの
再エネ比率
2025年3月期
実績
95
2026年3月期
目標
100
2028年3月期
目標
100

2028年3月期目標達成の道筋

  • 今年度中に石炭・重油発電事業からの撤退予定
 
総発電容量(建設中込)
当社持分容量(建設中込)
2025年3月期
実績
6.2GW
4.2GW
2026年3月期
目標
6.5GW
4.4GW
2028年3月期
目標
7.0GW
4.6GW

2028年3月期目標達成の道筋

  • 2031年3月期総発電容量10GWの達成に向けて、洋上風力・水力など電源の多様化及び、新興地域での事業を拡大

省エネ・CO2排出量削減に貢献する製品・サービスの収益(売上)

内訳:低消費電力電子部品事業(半導体等)、バイオプラスチック輸入販売事業等

2025年3月期
実績
5,240億円
2026年3月期
目標
6,160億円
2028年3月期
目標
7,800億円

2028年3月期目標達成の道筋

  • 省エネソリューションの提供、環境負荷を低減する製品の取り扱い拡大

リチウム生産量

2025年3月期
実績
26,000t
2026年3月期
目標
33,000t
2028年3月期
目標
41,000t

2028年3月期目標達成の道筋

  • 電動車普及の鍵となるリチウムの安定供給のため、生産拡張

当社グループの世界での電動車※3の販売台数比率

2024年
実績
17
2025年
目標
18
2028年
目標
34

2028年目標達成に向けた道筋

  • 担当市場における電動車販売増加

当社GHG排出量※4:2050年までにカーボンニュートラル

2019年
実績(基準年)
800千t-CO2
2024年
実績
686千t-CO2
2030年
目標
50%減
2050年
目標
カーボンニュートラル
  1. (注)豊田通商の世界での電動車の販売台数比率および豊田通商GHG排出量:2050年までにカーボンニュートラルについては、暦年表記です。
  2. ※1HEV(ハイブリッド自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド自動車)、BEV(バッテリー式電気自動車)、FCEV(燃料電池自動車)
  3. ※2再生可能エネルギーには風力発電(洋上風力含む)、太陽光発電、地熱発電、水力発電、木質バイオマス発電を含む
  4. ※3*電動車(HEV,PHEV,BEV,FCEV)
  5. ※4Scope 1, 2

脱炭素社会実現に向けた長期方針について
豊田通商は2021年7月に2050年に向けた長期目標およびその中間目標として2030年時点の目標を策定しました。詳細はこちらをご覧ください。