マテリアリティへの取り組み
廃棄物を資源化することで、モノづくりを支え、循環型社会に貢献



循環型静脈バッテリーEconomy of Life

自然界にある資源には限りがあります。私たちはその資源を効率的に利用、また再生産することで、環境への負担を軽減していく必要があります。豊田通商はモノづくりに関わる商社として、地球環境に配慮し、資源の確保や安定的な供給を支えていくことが大切な使命であると考えています。
限りある資源の有効活用を目指し、廃車や市中・工場内で発生するスクラップから再生可能な資源を回収・加工する等の循環型ビジネスの構築や、都市鉱山からの資源確保や中古車・中古部品のリユース、プラスチックリサイクル等廃棄物の「資源化」を通じ、循環型社会の形成に貢献します。
KPI
定量面
金属分野における資源循環ビジネスの取扱量
内訳:グリーンメタル事業/アルミ溶湯事業(再生塊使用)/ELV(使用済み自動車)集荷事業及び、産業廃棄物の処理事業、有用金属くずの資源循環事業
2025年3月期
実績
実績
6,800千t
2026年3月期
目標
目標
7,600千t
2028年3月期
目標
目標
9,000千t
2028年3月期目標達成の道筋
- リサイクル材需要増加によるスクラップ回収・加工事業、ELV集荷事業等の伸長
プラスチックリサイクル取扱量
(株)プラニック※
豊通ペットリサイクルシステムズ(株)
2025年3月期
実績
実績
車
24万台相当
ペットボトル
16億本
2026年3月期
目標
目標
34万台
18億本
2028年3月期
目標
目標
74万台
20億本
2028年3月期目標達成の道筋
- 原料調達の増加に伴う事業の伸長
- ※ボデーアンダーカバー用原料として換算
定性面
循環型社会に向けた取り組みの推進
- アルミサッシスクラップの選別加工事業会社「豊通ソーテック(株)」が稼働を開始予定(アルミサッシの水平リサイクル拡大)
- 豊田ケミカルエンジニアリング(株)で、「燃やさない電池リサイクル」処理パイロットラインの稼働を開始
- 全ての衣料品の繊維to繊維リサイクルの実現を目指す「PATCHWORKS®」プロジェクトの一環として廃漁網リサイクル事業を拡大
- Car to Carを目指し設計段階の材料構成の見直しにより、リサイクル可能な車載フロアマットを検討