サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)への取り組み
アフリカをはじめとした開発途上国と共に成長し、事業を通じて社会課題の解決に取り組む






豊田通商は、アフリカをはじめとした開発途上国において、自動車ビジネスを中心としたさまざまなビジネスを通じ、生活基盤の整備、産業振興・雇用創出等現地の社会課題の解決に取り組んでいます。
例えばケニアでは、国家の戦略的事業パートナーとして国家ビジョンの実現を支援する活動を行っており、この実績をパイロットモデルとし、基礎インフラの改善を通じた生活環境の改善や、職業訓練機会の提供等、そこに住む人々の自立促進と同時に豊田通商の成長も実現します。
KPI
定量面

定性面
アフリカをはじめとした開発途上国における新規投資の推進
- アフリカの国や地域、機関・企業とMOUを締結し、新規投資を継続的に実施
- Mobility54・Health54*を通じて、アフリカでのモビリティおよびヘルスケア分野でスタートアップ企業の発掘、成長を支援
- インドにて病院向けの高品質な医療周辺サービスを提供する会社を設立し、地域医療の発展に貢献
- *アフリカのスタートアップに特化したコーポレートベンチャーキャピタル。Mobility54はモビリティ分野、Health54はヘルスケア分野への投資を通じて、社会課題解決と次世代事業の創造を目指すもの再生可能エネルギー・エネルギーマネジメントEoL関連する7つの重点分野ネクストモビリティ アフリカ循環型静脈統
PICK UP
ワクチン保冷輸送手段を確立し、途上国のワクチン使用率向上に貢献

豊田通商は、トヨタ自動車株式会社、B Medical Systems社と共に、ワクチンを適切な温度で輸送するための保冷輸送車に対して、世界保健機関(WHO)が定める医療機材品質認証(Performance, Quality, Safety:PQS)を、2021年3月に取得しました。ワクチン保冷輸送車でのPQS取得は世界初となります。
途上国では輸送中の温度変化により、毎年約2割のワクチンが廃棄されています。本取り組みは、ワクチンの有効利用という途上国における社会課題解決への貢献とともに、昨今関心が高まるグローバルヘルスに関わる輸送分野でイニシアチブを発揮できるという意義があります。また、新型コロナウイルス感染症用ワクチンを途上国へ公平分配する国際的枠組みであるCOVAXにおいても、PQS取得により本ワクチン保冷輸送車が使用可能となり、新型コロナウイルス感染症用ワクチンの輸送手段としての活用も期待されています。