設立~1970年代
トヨタグループの総合商社としての道を歩む
当社の前身に当たる、トヨタ車の販売金融を行う「トヨタ金融株式会社」が1936年に創立されました。戦後に第二次財閥指定により解散した後、1948年にその商事部門を継承して設立された「日新通商株式会社」が現在の豊田通商の起源に当たります。
1956年に商号を「豐田通商株式会社※」と改め、トヨタグループの商社として完成車の輸出等を通して成長し、名古屋・東京両証券取引所への株式上場も果たしました。
- ※1987年に商号を「豊田通商株式会社」に変更



ニューヨーク事務所ビル
1980年代・1990年代
トヨタのグローバル化に伴い世界進出を強化
トヨタグループ各社は、日本からの輸出のみならず、世界各国で海外生産を開始しました。当社も、海外に販売拠点を相次いで設立するにとどまらず、自らもパキスタンでトヨタ車の生産を開始する等、トヨタグループのグローバル化に伴い海外進出を加速させていきました。また1999年に加商株式会社と業務提携する等、自動車分野の枠を超えて事業展開を進めました。


2000年~2015年
合併や資本参画を活用し、自動車分野以外へも本格的にバリューチェーンを拡大
2000年に株式会社トーメンと資本・業務提携し、その後、加商株式会社と合併しました。2006年に多彩な事業基盤と幅広い顧客層を持つ株式会社トーメンと合併。2012年にはアフリカを中心に事業を展開するCFAO社に資本参画しました。これによりインフラ分野や化学品分野、食料分野等に本格的に進出し、自動車以外の分野にもバリューチェーンの大幅な拡大を進めました。



2016年~
「豊田通商らしさ」を発揮しながら新たなステージへ
10年後に到達すべき姿を示すGlobal Vision“Be the Right ONE”を2016年に掲げました。そのGlobal Visionの下、2016年にCFAO社を、2022年には風力発電事業を行う株式会社ユーラスエナジーホールディングスを完全子会社化、さらに、2024年にテラスエナジー株式会社を完全子会社化し、太陽光でも国内最大規模の発電事業者となる等、新たな事業領域での成長を加速しています。
社会のニーズが大きく、当社の強みが発揮できる事業分野で、社会・環境への責任を果たしていきます。

