社長ごあいさつ

社長・CEOの今井です。
2025年4月に社長・CEOに就任し、おかげさまで2年目を迎えました。この1年間は、 “Be the Right ONE”(“代替不可能・唯一無二”の存在)を追求する「異能の総合商社」として、次元上昇に向けた取り組みに注力した1年でした。改めて、豊田通商グループが担うべき役割の重みを強く認識するとともに、この先の着実な成長に向けて確かな一歩を踏み出していく覚悟です。

私たちを取り巻く事業環境は、国際情勢の変化や安全保障を巡る動きの強まり、自然災害の増加等により、かつてない速度と規模で変化しています。サプライチェーンにおいては、半導体やその原材料となるレアアース等の安定した調達が課題として顕在化しており、複数拠点によるサプライチェーンの構築が、企業の競争力と社会的責任の両面で不可欠となっています。このような状況の中でも、豊田通商グループは、原材料の調達にとどまらず、リサイクルを含むサプライチェーン全体を守り、事業をつなぎ続ける存在として、その責任を果たしてまいります。
生成AIの登場以降、破壊的とも言えるスピードで進化を続けているAIについても、脅威ではなく機会として捉え、全社員のAI活用や業務プロセスへのAI導入等、経営の中核にAIを位置付けた変革に挑戦しています。

また、市場やお客様が必要とする多様な選択肢を提供し、選ばれ続ける存在であるために、私たちはモビリティを中心とした基盤ビジネスだけでなく、サーキュラーエコノミーやアフリカビジネスに対しても積極的に投資を行ってまいります。そして、「異能の総合商社」だからこそ成し得る事業を通じて、地球課題の解決と企業価値向上を両立した事業を更に伸ばし、次元上昇させていきます。

社会の変化に対して素早く、かつ柔軟に対応するためには、「人財・組織」の次元上昇も非常に重要なテーマです。世界100ヵ国以上の多様性に富む7万人の社員一人ひとりが、それぞれの異能を持ち寄り、挑戦しながら前に進むこと。豊田通商グループは、その集合体として生命体のように進化し続ける組織でありたいと考えています。「未来の子供たちにより良い地球を届ける」というミッションのもと、他に類を見ない異能を発揮する「7万人の大旅団」として持続的な成長を実現してまいります。

豊田通商グループの発展を支えてくださっている全てのステークホルダーの皆様に深く感謝申し上げますとともに、今後とも変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

取締役社長 今井 斗志光
2026年4月1日

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