事業紹介

サプライチェーン本部

ミッション

サプライチェーンを守りつなぐ機能を更に磨きあげ、地政学リスクの課題やグローバルで多様化するニーズに幅広く対応する

ミッションに基づいたビジネスモデル

2030年に向けての本部Visionは『「つくる」「はこぶ」「つなぐ」を変えてサプライチェーンの進化で未来社会への責任を果たす』とし、お客さまとパートナーに寄り添い、デジタル技術等の利活用を通じてサプライチェーンの領域と機能を拡大していきます。

  • つくる:グローバル規模でモビリティ部品の製造・加工事業やバッテリー分野の事業開発、リサイクルしやすい商品開発を推進、さらに製造時・廃車時に発生する端材(エアバッグ等)を回収、再資源化する循環型モノづくりを推進します。
    はこぶ:物流最適化や倉庫内オペレーション自動化、輸送に使用する梱包資材の開発・再活用等を進め、物流領域におけるCO2削減を推進します。
    つなぐ:オンライン物流プラットフォームを活用しサプライチェーンを可視化。災害や地政学リスク等に対するソリューション提供やデータの一元管理化を実現し、モビリティ産業のみならず、他産業のお客さまの課題解決に貢献します。
Streams:サプライチェーンをつなぐ「CONNECTED」、強くする「SOLUTIONS」、つくる「INCUBATIONS」の3つの機能を有し、全ての領域でお客さまに情報やソリューションをタイムリーに提供するためのオンラインプラットフォームです。
当本部が提供するバリューチェーン
  1. ※1Vender to Vender
  2. ※2Circular Logistics 100プロジェクト
  3. ※3バッテリー式電気自動車
主な事業内容
グローバル部品 部品の輸出入・海外間調達に対する混載物流・需給管理機能を付加した商物一体の最適サプライチェーン構築
ロジスティクス・モジュール お客さまの生産に直結した物流サービスや、海外におけるタイヤ組み付け等のモビリティ部品のアッセンブリー事業、さまざまなEV向けバッテリー組付・ワイヤレス給電システム開発、海外進出を目指している企業を支援するテクノパーク事業を展開
部品・用品・機能品 モビリティ用内外装部品・用品の材料調達、生産、販売、設計・開発、サービスの開発燃料電池等の環境ソリューション提供
営業開発 航空部品の材料開発・供給、空港運営、電動化商材を中心とした新事業創造
市場環境
当本部の主要市場であるモビリティ産業では、電動化や自動運転技術、安全基準の強化等、モビリティを取り巻く環境や求められる技術等が大きく変化・高度化しています。また、デジタル需要の増加に伴いDX推進による商品やサービス、ビジネスモデルの変革が加速しています。

財務情報

  2024年3月期実績 2025年3月期予想
売上総利益 1,220億円 1,350億円
親会社の所有者に帰属する当期利益 455億円 480億円
  2024年3月期実績
資産合計 6,263億円
ROA 7.27%

事業例

WisE(グローバル受発注プラットフォーム)

取引の効率化推進とデータの可視化によるBCM高度化を実現するグローバル受発注プラットフォームです。
自動化、グローバル化を実現し、さらに高度化を目指して構築しています。自動化では、例えば、仕入先さまからお客さまへの納入計画を自動作成、グローバル化では、世界中の国との取引をこのプラットフォーム一つで実現します。高度化では、将来的にはAIを活用した需要予測などの機能の搭載を目指します。

カンボジア テクノパーク事業

Techno Park Poi Pet Pvt Co., Ltd.は、ポイペトというカンボジアとタイの国境地域の立地を活かし、「タイプラスワン」の生産拠点として2016年から【レンタル工場サービス】を開始し、新たに【受託製造事業】に進出しました。
これらの事業を通じて、専門技術が習得可能な雇用の場を創出することで地域社会に寄り添いながら、独自のサービスの提供によりお客様の発展に貢献して参ります。

e-Axle(二輪用EV駆動ユニット)

インドにおいて「世界No.1二輪車用e-Axle」の製造・販売を目的とし、Musashi Deltae-Axle India社を設立。パートナー(武蔵精密工業(株)、Delta Electronics社)と共に、インド国内・ASEAN・アフリカへの拡販を通じて、二輪車の電動化に貢献します。

ラストマイル配送事業

豊田通商が保有する自動車業界を中心とした物流ネットワークと出資先の株式会社ロジクエストのラストマイル配送ネットワークを組み合わせ、EoL分野を含む幅広い業界での物流最適化を図っていきます。
また、小型 EV や水素等の再エネ車両の活用、輸送ルートや貨物積載の最適化を実現する物流 DX により、カーボンニュートラル推進に貢献していきます。

関連リンク

事業関連サイト

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