ライフスタイル本部
ミッション
Economy of Life※ビジネスの推進本部として、当社ならではの事業を創出する
- ※Economy of Life: ヘルスケアや食料等、人々の日々の生活に不可欠であり、快適で健やかな未来社会の実現に貢献するビジネス
ミッションに基づいたビジネスモデル
取り組む重要課題① | Well-beingエコシステムの創造 心身の健康増進、生活サービス・生活の質向上に取り組む |
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取り組む重要課題② | Economy of Life領域のカーボンニュートラル/サーキュラーエコノミープロバイダーに 医衣食住に関わる領域でGHG排出削減および吸収・活用に取り組む |
世界各国から日本等に穀物を供給し、その中でもブラジルでの穀物集荷・輸出事業を通じた安定供給を強化しています。
日本では長年の穀物サイロ事業で培った経験とオペレーショナル・エクセレンスが強みです。
国内外の製造加工拠点や給食サービス事業会社で当社独自の安全管理を徹底し、質の高い商品を提供するとともに、
食品廃棄物削減にも注力しています。
日本国内での保険代理店事業と、国内外での保険仲介事業を強みとし、カーボンニュートラルの取り組みにおいて関心が高い、
再生可能エネルギー事業の支援も強化しています。
素材開発から生産・製品販売まで総合サプライヤーとしての機能を強みとし、アパレルロスの削減および
環境負荷の低減に取り組んでいます。
企業の海外進出をサポートするホテルレジデンスや企業保有不動産の有効活用、住宅等賃貸事業、
オフィスのリノベーションや工場のリニューアル、オリジナル家具の販売等を展開しています。
国内では早期・予防検査事業、医療機関サポート事業、介護用品事業等を強化し、海外ではインドでのSAKRA WORLD HOSPITAL病院医療圏の拡大を中心とした病院事業と、医薬品卸、リネンサプライ等の病院周辺事業を展開しています。
主な事業内容 | |
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フード&アグリビジネス |
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ウェルネス |
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市場環境 |
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世界は複雑さを増し、将来の予測が困難な時代になっています。また、人々の生活はグローバル規模でかつてないほどの勢いで変化しています。このような時代においても、人々は安心・安全で快適に生活できる環境を求め続けており、当本部はその期待に応える必要があります。 |
財務情報
2024年3月期実績 | 2025年3月期予想 | |
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売上総利益 | 608億円 | 630億円 |
親会社の所有者に帰属する当期利益 | 118億円 | 130億円 |
2024年3月期実績 | |
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資産合計 | 3,555億円 |
ROA | 3.32% |
事業例
穀物分野
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食品分野
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保険分野
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繊維分野
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住環境分野
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ヘルスケア・メディカル分野
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穀物サイロ事業
日本の食料安定供給の一翼を担うと共に、生産者をはじめ、地域の方々としっかりタッグを組み、畜産業、食品業および地域社会の発展に貢献しています。関連会社である豊通グレーンホールディングス(株)を通じて、国内4か所に保有する穀物サイロを中心とした、飼料コンビナートの運営管理を行っています。とうもろこしや、小麦、大麦などを取り扱い、サイロ全体の年間取扱数量は国内トップクラスを誇っています。
バリューチェーンイメージ

国内サイロ:東北グレーンターミナル

ブラジルにおける穀物・搾油事業
ブラジル中・北東部において、自社倉庫・港湾ターミナルなどを起点とした穀物・油糧種子集荷事業を通じ、それら農作物の安定調達・供給体制の強化を推進しています。「サプライチェーンを守り抜く」という強い意志を持つ「先導者」となり、世界に向けた穀物・油糧種子安定供給 へのさらなる貢献を目指しています。また、綿実油製造販売事業(搾油事業)は、品質・取扱量共にブラジル国内トップクラスを誇っています。
ブラジル輸出港湾施設

インドネシアでの製粉事業 Bungasari Flour Mills Indonesia
2012年にインドネシアでBungasari Flour Mills Indonesiaを通じて、製粉事業を立ち上げています。経済発展を続ける同国でパン、麺、菓子類など、お客さまの製品の品質向上に貢献しています。今後も、パートナーの皆さまと共にインドネシア食料分野で成長を続けます。
インドネシアの工場

クロマグロ養殖・販売事業
2010年、世界で初めてクロマグロの完全養殖を確立させた近畿大学からの技術協力を得て、クロマグロの完全養殖事業を行う事業会社((株)ツナドリーム五島、(株)ツナドリーム沖縄)を設立しました。稚魚を幼魚(ヨコワ)に育てる中間育成に取り組んでいます。2014年7月には、近畿大学と共同でクロマグロの人工種苗の生産事業に乗り出し、同年12月、「近大マグロ」ブランドの認定を受けて、成魚の販売を開始しました。百貨店や寿司店などを中心に、国内外の顧客へ販売を行っています。
養殖魚から採卵し、完全養殖のサイクルを確立することで、ヨコワを持続的、安定的に供給し、国内外での流通体制を強化することで、日本のマグロ文化を次世代に伝えていくことを目指しています。
バリューチェーンイメージ

フードサービス事業
フジ産業(株)は、東京都港区に本社を構える給食会社で1968年に設立され、受託先は、企業の社員食堂、学校・保育園、病院・福祉施設、オフィス・工場、公官庁、寮・研修/保養施設などと、多岐にわたり、顧客の嗜好性に応じたオーダーメイドの食事を提供しています。
豊田通商は、2014年3月にフジ産業(株)の株式を取得し、フードサービス業界に進出(2020年4月完全子会社化) 。豊田通商のネットワークとのシナジーを最大限に活用し、国内食品流通分野におけるバリューチェーンの再構築・強化を目指しています。
2019年3月、(株)フーヅリンクと業務提携を行い、高齢者施設向け完全調理済み食材「クックパック」の展開を開始し、安全・安心で、給食現場の人手不足等の課題解決を実現する食材として、提案を加速させています。
バリューチェーンイメージ

高齢者施設向け完全調理済み食材「クックパック」を展開しています。


保険ブローカー事業
豊通インシュアランスマネジメント(株)は、お客さまの事業を支えるパートナーとして、国内最大級の保険仲介事業の実績と海外保険ブローカー事業のノウハウで新しい保険サービスを提供しています。さまざまな顧客ニーズに沿ったオーダーメイド型保険商品の設計が可能であり、日本の保険商品のみならず、外資系保険会社や海外マーケットから保険商品を設計し、お客さまの事業をサポートしています。
さまざまな保険商品・サービスを展開しています。

保険代理店事業
豊通保険パートナーズ(株)は、法人のお取引先約2,600社、個人のご契約者延べ約64万人を有した保険代理店です。
トヨタグループの自動車産業+総合商社の幅広い顧客から培った実績を基に、企業の事業活動やそこで働く従業員・定年退職者とそのご家族の安心を保険で支えています。
「スケールメリットによる保険料割引」、「生命保険と損害保険を組み合わせた総合保障制度の開発・運営」、「企業を取り巻く多様なリスクに応じた最適なプログラムを提供」、「自社コールセンターによる高い品質の保険サービスを提供」など、企業や個人のご契約者の様々な場面において、最適な保険プログラムを提供し、企業活動や暮らしの安心に貢献します。
さまざまな保険商品・サービスを展開しています。

繊維・ファッション領域のサーキュラーエコノミー推進
「廃棄される全ての衣料品が、再び衣料品として生まれ変わる」サーキュラーエコノミーシステムを構築するため、豊田通商は、共創型のビジネスプロジェクト「PATCHWORKS®(パッチワークス)」を立ち上げました。本プロジェクトでは、豊田通商が国内外のあらゆる関係者と連携し、リバースサプライチェーン上にいる事業者とフォーワードサプライチェーン上にいるアパレルメーカー、小売業、消費者などを繋ぎサーキュラーエコノミーシステム構築を推進します。
「PATCHWORKS®」が目指すサーキュラーエコノミーシステムの構想図


廃魚網リサイクル事業
繊維・ファッション領域のサーキュラーエコノミー推進プロジェクト「PATCHWORKS®」の取り組みの一環として、廃業網100%の再生ナイロン素材ブランド「NetPlus®」を保有・運営しているBureo社と共に、廃漁網リサイクル事業へ参入しています。同社の南米での廃漁網回収プログラムを日本においても導入するべく、千葉県で廃漁網の回収・再生事業を展開するEllange(株)の支援を行っています。Ellange(株)の廃漁網の回収・選別拠点設立・運営を後押しすることで、「NetPlus®」の安定供給体制を構築し、日本の海洋環境保全のみならず、地域創生プログラムの開発・運営も促進しています。
廃漁網の回収・選別拠点を国内外で広げ、「NetPlus®」を安定供給できる調達体制を構築しています。




ホテルレジデンス事業
日系企業の進出急増により、宿泊・居住施設が不足していたインドネシアのチカラン地区における、企業の出張者および赴任者を対象としたホテルレジデンス事業プロジェクトとして、2014年にインドネシアで駐在員・出張者向けサービスアパートメント「AXIA 第1期」を開業し、2016年に「AXIA 第2期」を開発・運営開始しました。さらなる顧客ニーズに応えるため、ファミリー向けサービスアパートメント「AXIA第3期」を2021年に開業・運営開始。商業棟も含め計4棟、557の客室の運営を通じインドネシア社会の発展に貢献していきます。安心・安全をモットーに、快適な住環境の提供と、「AXIA」を中心にタウンシップ開発を手掛け、インドネシアの発展に貢献するとともに東南アジア地域での新たな開発を目指しています。

病院事業・周辺事業
経済成長が著しいインドでは、優良パートナーと組み、病院事業を展開しています。現場まで入り込み、オペレーションを磨き上げている点が特徴で、第二病院建設に加え、周辺事業の医薬品卸業、リネン・医療資機材リース事業を付加しており、将来的にさらなる事業拡大の可能性も見込んでいます。

