モビリティ本部
ミッション
新たなビジネスモデルを構築することで、移動を通じてこれからの社会に幸せを量産していく
ミッションに基づいたビジネスモデル
コア事業領域において、トヨタグループを中心とした自動車・輸送用機器メーカーが国内外で生産する乗用車・商用車・産業車輌等を世界154カ国・地域へ輸出しています。また、事業展開国48カ国・地域において、輸入販売代理店・販売店の経営と、車両組立(ノックダウン生産)、補給部品供給・アフターサービス、中古車流通、販売金融事業等の事業も展開しています。
モビリティ領域・シナジー領域では、お客さまそれぞれのご要望に寄り添い課題解決手法を提案する物流ソリューション事業や、中古車流通事業・販売金融事業を展開しています。さらに、顧客・車両から取得したデータを活用し、バリューチェーンの川上から川下まで幅広いサービスを提供することを目指しています。

主な事業内容 | |
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トヨタSBU※ | トヨタ製品(車両・部品等)の輸出入・卸売・小売り、新興国での車両組み立て事業 |
マルチブランドSBU | 商用車・乗用車・産業車輌等の輸出入・卸売・小売り、架装、物流ソリューション事業 |
バリューチェーンSBU | 補給部品供給・アフターサービス、中古車流通、販売金融、その他バリューチェーン関連事業 |
- ※Strategic Business Unit
市場環境 |
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モビリティ市場全体では、脱炭素化に向けての取り組みが加速するとともに、自動車の電動化や、自動運転をはじめとする技術革新が進んでいます。また、当本部の取扱国では、昨今の国際情勢による地政学リスクが高まっています。このような市場環境の変化の中、各地域の社会課題の解決につながるサービスの提供が求められています。 |
財務情報
2024年3月期実績 | 2025年3月期予想 | |
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売上総利益 | 1,589億円 | 1,740億円 |
親会社の所有者に帰属する当期利益 | 559億円 | 590億円 |
2024年3月期実績 | |
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資産合計 | 4,827億円 |
ROA | 11.59% |
事業例
ワクチン保冷輸送車
トヨタ自動車㈱および医療用冷蔵庫製造業者であるB Medical Systems社との協業により、ワクチンを適切な温度で輸送するための「ワクチン保冷輸送車」を開発し、2021年3月に、世界で初めて世界保健機関(WHO)が定める医療器材品質認証(PQS)を取得しました。アフリカを中心とする途上国において、ワクチン・コールドチェーンのラストワンマイル輸送の改善を通して、グローバルヘルスに貢献しています。

カンボジア車両組み立て生産開始
2022年8月、カンボジアにおいて、車両組立事業会社であるToyota Tsusho Manufacturing (Cambodia)社を設立、2024年5月に「ハイラックス」と「フォーチュナー」の現地組立生産を開始しました。本事業は、2022年11月に開催されたASEAN関連首脳会議の一環として、カンボジア政府と豊田通商が締結した「自動車産業の発展に向けた協業に関するMOU」に基づく取り組みです。
