事業紹介

グローバル部品・ロジスティクス

事業について

グローバル部品・ロジスティクス本部は現在世界38カ国に現地法人・事業体109社167拠点を展開し、これらの拠点・物流網を駆使し、部品の最適一貫物流体制を整えることにより、グローバル規模の自動車部品サプライチェーンを構築しています。本部Vision2030として『「つくる」「はこぶ」「つなぐ」を変えて未来社会への責任を果たす』を掲げ、技術力のあるパートナーと共に持続的な成長を目指します。

「つくる」では、タイヤ組み付け等のアッセンブリー事業やエアバッグ・クッション等の生産事業を展開している他、内外装部品・アクセサリー分野においては、商品の企画・開発から原料調達・加工を手掛けています。さらに、エアバッグ等の製造時に発生した端材をリサイクルし、再資源化する循環型モノづくりを推進します。

「はこぶ」では、当本部が有するグローバルな物流拠点・需給管理機能により、多種多様化するお客さまのニーズに適切に対応しています。さらにデジタル技術を保有するパートナーと取り組む物流最適化や倉庫内オペレーション自動化、輸送に使用する梱包資材の開発・再活用等を進め、物流領域におけるCO2削減を推進します。

「つなぐ」では、当本部ならではの取引先ネットワーク、モノづくり・物流機能、さらにグローバルなサプライチェーンを管理するシステムを組み合わせ、サプライチェーンを可視化。災害等へのリスク対策に向けたソリューション提供やデータの一元管理化を実現し、自動車産業のみならず、他産業のお客さまの課題解決に貢献します。

これらを実現するため、先端技術・新素材の発掘および新機能開発に引き続き注力していきます。また新たな事業パートナーや顧客開拓を進め、燃料電池等の環境ソリューション分野を含めたネットワークの拡大を図り、コア・有望機能の社会展開を推進します。

カーボンニュートラル(CN)実現に向け、省エネ、再エネ、代替燃料、電動車の4本柱でチャレンジを行い、未来社会への責任を果たします。人、商品、技術、社会をグリーンにつなぎ、次世代モビリティ社会の発展に貢献します。

部品物流
タイヤ組付
主な事業内容
グローバル部品 部品の輸出入・海外間調達に対する混載物流・需給管理機能を付加した商物一体の最適サプライチェーン構築
ロジスティクス・モジュール 顧客の生産に直結した物流サービスや、海外でタイヤ組み付け等の自動車生産部品のアッセンブリー事業、中小企業の海外進出を支援するテクノパーク事業を展開
自部品用品・資材 自動車用内外装部品・用品の開発、材料調達、生産、販売まで一貫した機能提供
営業開発部 燃料電池、環境ソリューション、航空部品、空港運営、電動化商材を中心とした新事業創造
関連リンク

社会課題解決への取り組み

  • 交通死傷者ゼロを目指し、安全で快適なモビリティ社会の実現に貢献
  • クリーンエネルギーや革新的技術を活用し、自動車/工場・プラントCO2を削減することで、脱炭素社会移行に貢献

グローバル部品・ロジスティクス本部が提供するバリューチェーン

グローバル部品・ロジスティクス本部の事業群

取組
  1. 1Circular Logistics100プロジェクト
    「廃棄物を残さない物流」を目標に石油由来梱包資材の廃止、再生プラスチックを使用した新たな物流容器の開発等を行い、Circular Logistics(循環型物流)100%の実現を目指します。
  2. 2部品・材料3R
    ベトナムにおいてエアバッグ製造時に発生するナイロン端材のリサイクル事業を開始する等、部品・材料の3Rに注力します。廃棄物を再資源化する循環型静脈事業を推進することでサーキュラーエコノミー実現に貢献します。
  3. 3次世代物流倉庫
    持続可能なサプライチェーン構築を目指し、物流倉庫への投資を積極的に行っています。大型自動倉庫/マテハン*4を導入し、人的資本への依存度の高い旧来オペレーションを改革。深刻化する物流現場での人手不足への対応と保管能力の向上を実現します。
  1. ※1バッテリー式電気自動車
  2. ※2Circular Logistics 100プロジェクト(取組1参照)
  3. ※3Vender to Vender
  4. ※4マテリアルハンドリングの略車

事業関連サイト

プロジェクトストーリー