顧客責任
基本的な考え方
豊田通商は、様々な事業を多角的に展開しており、その中でも消費者に直結する事業として食料事業を行っております。
食料事業においては、食の安全性の確保、環境負荷の低減などの社会的課題に対しても、積極的に取り組むことを企業責任と考えています。
豊田通商は、食料事業を通じて人々の暮らしに密接に関わる価値を提供する企業として、顧客との信頼関係を最も重要な基盤と捉えています。私たちは、安全・安心な食の提供をはじめ、消費者の多様なニーズに応える商品・サービスの開発・供給によって、持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。
食料分野においては、原料調達から加工、流通、販売に至るまでのバリューチェーン全体を通じて、法令遵守や品質管理を徹底し、消費者の健康や生活の質の向上に寄与することを重視しています。また、顧客からの声を真摯に受け止め、事業活動に反映させることで、より良い商品・サービスの提供に努めています。また、重大な問題が発生した際は豊田通商グループ共通のルールである「緊急事態発生時の連絡体制と対応方針」に従い、即時に報告を行い、対応しています。
具体的な取り組み
豊田通商グループの豊通食料では、食品の安全・安心を確保しながら、持続可能な食の供給体制の構築に取り組んでいます。消費者の健康志向や環境配慮の高まりに対応し、トレーサビリティの確保やサステナブルな原材料調達、フードロス削減など、顧客の期待に応える多様な施策を展開しています。顧客責任を果たすための取り組みとして、品質保証担当グループが現地の品質管理体制を定期的に審査し、製品の安全性を担保しています。また定期的な社員教育に加え、食品安全に関する情報をタイムリーに共有できる体制の構築を行っています。これらの取り組みは、単なる食品流通を超え、食を通じた社会課題の解決に向けた挑戦でもあります。詳細は、豊通食料のホームページをご覧ください。