汚染防止

方針

豊田通商グループでは、大気汚染防止法、水質汚濁防止法など関連法規を順守し、汚染物質の排出抑制を図り、自然環境の維持・保全に積極的に取り組みます。

汚染リスク対策

1. 法規制の要請を超えた汚染回避

環境関連法規、条例の基準値の80%以内を目安に当社グループ内で独自基準を設定して日常管理を実施し、内部監査により順守状況を確認しています。なお、2020年度中の環境関連の罰金・処罰、法令や規制に対する違反および不適合な事例はなく、それらに伴うコストも発生していません。

<目標>
法令順守は勿論、汚染の未然防止を目的とした活動も実施しています。例えば、業務用車からの油漏れ発生0件を毎年の目標として取り組んでおり、2020年度の発生件数は0件でした。取引先等から油漏れ事例を入手し、月次でグローバルに情報共有し、教育に努めております。

2. 化学物質管理

工業製品に使用される物質の中には、環境汚染や人体への健康被害の恐れがあるものもあります。豊田通商グループでは、これらの物質の使用・管理に関してEUが策定した各種規制を遵守しています。

例えば、自動車部品を製造する樹脂加工工場や合成ゴム加工工場では、REACH※1で規制対象となっている化学物質を含む可塑剤や難燃剤を使用しています。対象物質および調剤に関しては、商品中に含まれる各物質の数量管理を実施しています。また、成形品に関しては、成形品中に該当物質(SVHC※2)が含まれているかどうかを確認し、人の健康や環境に配慮した化学物質の使用・管理をしています。

  1. ※1REACH:EUにおける化学物質の安全な使用・取り扱い・用途に関する法律
  2. ※2SVHC(Substances of Very High Concern):人の健康や環境に対して深刻な悪影響を及ぼす可能性のある高懸念物質

3. PCB含有機器の豊田通商グループ統合処理推進

豊田通商グループでは、PCB含有機器の保有(保管中・使用中)そのものを大きな環境リスクと捉え、2015年から統合処理を推進しています。

現在、保有台数の内、約98%が処理完了しました。今後発生する処理費用は約137万円です。

PCB含有機器の豊田通商グループ統合処理推進
PCB含有機器の豊田通商グループ統合処理推進

パフォーマンスデータ

当社では下記データを把握・開示しております。

  • VOC排出量
  • ばいじん排出量
  • 塩化水素排出量
  • 窒素酸化物排出量
  • 硫黄酸化物排出量
  • 排水量(水質と放流先)
  • 汚染、廃棄物、原材料の課題が及ぼす費用
VOC排出量
VOC排出量
集計範囲:豊通エネルギー
ばいじん排出量
ばいじん排出量
集計範囲:豊田ケミカルエンジニアリング
塩化水素排出量
塩化水素排出量
集計範囲:豊田ケミカルエンジニアリング
窒素酸化物排出量
窒素酸化物排出量
集計範囲:豊田ケミカルエンジニアリング
硫黄酸化物排出量
硫黄酸化物排出量
集計範囲:豊田ケミカルエンジニアリング
排水量(水質と放流先)
2018年 2019年 2020年
排水量
(単位:1000m3
海洋 0 0 0
地表水 975 1,009 612
地下・井戸 0.25 0.4 0.27
オフサイトの水処理施設 524 530 497
合計 1,500 1,539 1,109
水質
(単位:ton)
総BOD量 1.6 2.7 1.4
合計 1.6 2.7 1.4
集計範囲:国内A格会社、豊田通商単体
水質データについては排水処理後の処理水の(河川放流分のみ)BOD量を算定。
汚染、廃棄物、原材料の課題が及ぼす費用
約137万円
将来発生しうるコスト(シャドウコスト)として2022年度に処理予定のPCB含有機器の処理費用(豊田通商グループ)を見込む