
DX
<デジタル変革(DX)>
- 経営、事業、働き方をデジタルで進化させる -
DX全体戦略・DX2 AI Beyooondイニシアティブの立ち上げ
現在、AIの進化は社会全体に大きな変革をもたらしており、これに迅速に対応しなければ、時代の流れに取り残される危機に直面すると考えています。当社はDXにAIを掛け合わせて会社全体を次元上昇させ、ビジネスの変革・働き方改革のムーブメントを引き起こすため、DX2 AI Beyooondイニシアティブを立ち上げました。
- DX2 AI Beyooondイニシアティブでの活動
- 1全社会議体によるAll-Inプロジェクトの推進
- 2AIタスクフォースによるユースケースの創出
- 3デジタルナビゲーターズによるデジタルラストワンマイルの克服
- 4DX人財育成 -DX推進者の養成
①全社会議体によるAll-Inプロジェクトの推進

2025年4月からAll-Inプロジェクト(重要DX案件)の推進力向上を目的とした全社会議体を発足。社長、副社長、各営業本部役員が一堂に会し、各本部のDX案件の実現に向けた議論を行います。AI関連の最新技術動向も共有し、経営層への啓発も図ります。会議の様子は全社員に動画配信し、全社DX機運を高めます。
- 過去実施アジェンダ
- グローバルサプライチェーンマネジメントシステムのさらなる進化と市場創造
- アナログ領域が多く残るコイルセンター事業のフルデジタル化
- バックオフィス部門のデジタル化を通じた従業員エンゲージメント向上
②AIタスクフォースによるユースケースの創出


DX推進部内にAIの利活用を推進する専任タスクフォースを編成し、エッジの利いたAIの活用事例創出を図ります。外部パートナーの知見も取り入れながら、ユーザ部門に提案すべきAI活用ユースケースを策定。営業やコーポ部門とのアイディア創出からPoC、実装まで伴走することで、業務に直結したAI活用を実現します。また、活動のベースとして、全社的な普及教育や、進化し続ける生成AIサービスの調査研究等にも注力。AI利活用という先端のテーマを通じ、豊田通商のDXの「次元上昇」を推進します。
- 事例(企画・検討中の案件を含む)
- 投融資リスク判定における類似案件の検索や論点洗い出し
- 環境アセスメントQA 回答自動生成
- ExcelマクロやWebページの開発作業の内製化
③デジタルナビゲーターズによるデジタルラストワンマイルの克服


従来のデジタル投資は、基幹業務システムの更改や周辺システムの改善が中心でしたが、本来効率化すべきアナログな業務が、投資対効果が合わないがゆえにデジタル化されず多く残っているのも事実です。これらの業務を「デジタルラストワンマイル(未開拓領域)」と捉え、市民開発を徹底活用し先進的な働き方ができる環境を実現していきます。
デジタルナビゲーターズでは、そうした業務のデジタル化に係るコンサルティングに始まり、市民開発における開発サポート、自走できる状態を目指した研修の提供、全社のリテラシー向上や環境整備を目的としたナレッジ・ガイドの提供などを実施しています。
- 事例(企画・検討中の案件を含む)
- 海外子会社の財務情報可視化
- 輸出入関連業務における価格改定時のコスト算出自動化
- 国内食料品販売業務における在庫管理の自動化
④DX人財育成 -DX推進者の養成

全社員のデジタルリテラシー向上をさらに強化するため、「DX推進者」に必要なスキルを再定義し、業務改善を進める人財とビジネス変革を推進する人財に分けて育成します。人事部等の関係部署とも連携しながら、教育プログラム等、サポート体制の充実化をはかります。