豊田通商グループは、第8回アフリカ開発会議（以下：TICAD８）において、アフリカ主要各国の政府、民間企業および国連機関と合計25件のMOU（覚書）を締結しました。

豊田通商グループは、WITH AFRICA FOR AFRICAという理念の下、アフリカの人々や社会と共に歩んできました。今般、"for the future children of Africa（アフリカの未来の子供たちのために）"をキーメッセージとし、産業変革、グリーンエコノミー、グローバルヘルス、人財開発を重点事業領域（テーマ）に掲げました。TICAD8において、この4テーマに沿ったMOUを締結し、社会課題の解決にとどまらない、未来を見据えた価値創造事業の推進に取り組んでまいります。

TICAD8のホスト国であるチュニジアとは、さらなる関係強化や事業拡大を目指した「包括的MOU」ならびに「再生可能エネルギー電源による海水淡水化調査」と「ワクチン保冷輸送車の走行試験」に関して連携していくことのMOUを締結しました。8月26日から28日には、現地チュニジアで、それぞれのMOU調印式を執り行うと共に、ワクチン保冷輸送車をチュニジア保健省に寄贈しました。

豊田通商グループがアフリカで事業を開始して170年、約22,000人の従業員が現場に立ち、アフリカ全54カ国でビジネスを展開しています。今回締結したMOUの具体化を図り、事業を通じて現地の社会課題解決と経済発展への貢献を加速していきます。

なお、これらのMOUは、8月27日に開催されたTICAD８「ビジネスフォーラム」のMOU式典で紹介されました。詳細は、下記を参照ください。

参考： プロジェクトストーリー「for the future children of Africa アフリカの未来の子どもたちのために」
https://www.toyota-tsusho.com/about/project/23.html