ワクチン保冷輸送車をガーナ保健省に初納車
~新型コロナウイルス感染症ワクチンも安心・安全に輸送~

  • モビリティ

2021年12月17日

豊田通商株式会社(以下:豊田通商)は、2021年3月に世界で初めて世界保健機関が定める医療機材品質認証(Performance, Quality, Safety)を取得したワクチン保冷輸送車10台を、ガーナ共和国の保健省に2021年11月に納車し、12月16日に納車セレモニーが開催されました。ガーナ保健省向けの納車が、ワクチン保冷輸送車の第一号となります。

新生児用ワクチン輸送用としてこのワクチン保冷輸送車は開発されましたが、保管温度が適合する新型コロナウイルス感染症ワクチンの運搬も可能です。ガーナ共和国では既にワクチン保冷輸送車の使用が開始されており、今後、新型コロナウイルス感染症ワクチンの輸送のためにも使用される予定です。

豊田通商は、ワクチン保冷輸送車の供給事業を通じて、グローバルヘルスに貢献する取り組みを今後も進めていきます。

ワクチン保冷輸送車
納車セレモニーの様子

ワクチン保冷輸送車の特長

・車両はトヨタ ランドクルーザー78を使用し、B Medical 社製ワクチン専用冷蔵庫を積載
・冷蔵庫容量は396L=ワクチンパッケージ400個分の容量
・冷蔵庫は、独立のバッテリーにより電源無しで約16時間稼働
・冷蔵庫の充電は、走行中は車両から、駐車中は外部電源から可能
・冷蔵庫の設定可能温度は、2℃~8℃

本件に関連する当社サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)




■参考リンク

<当社のこれまでの取り組み>

・2021年6月3日発表
Gaviアライアンスと、途上国向けコロナウイルスワクチン供給に向けた基本合意書を締結
https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/210603_004840.html


・2021年3月31日発表
世界初、ワクチン保冷輸送車のWHO医療機器品質認証を取得
https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/210331_004793.html


リリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。