IR情報

CSOメッセージ

CSOメッセージ
本業のど真ん中で、
異能としての
サステナビリティを磨く
CSO*
小畑 茂生
*Chief Strategy Officer

異能としてのサステナビリティ

グリーンメタルズ北海道(株)の工場現場訪問時の様子

豊田通商グループは、これまで培ってきた価値観を基盤に、「異能の総合商社」として他社が踏み込まない領域に挑み、独自の価値を創出してきました。その根底にあるのが、豊田通商DNA(「Humanity」「Gembality」「Beyond」)です。とりわけ「Gembality」は、現場で課題を捉え、やり抜く、当社ならではの価値観であり、当社の取り組みの原点となっています。

こうした価値観の下、サステナビリティを制約ではなく事業機会と捉え、本業の中核として取り組んでいます。資源循環や再生可能エネルギーの取り組みは、「もうこれ以上、地球を掘らなくてもよい」という世界観の実現にもつながり、競争優位の源泉となっています。

地球課題の解決を経済価値に変える事業

エジプトの風力発電所の現場訪問時の様子

当社グループは、サステナビリティを“経営そのもの”と位置付け、事業を通じて地球課題の解決と企業価値向上の両立を図っています。

アフリカをはじめとするゴンドワナ経済圏では、現場に根差した「Gembality」を発揮し、地球課題に向き合いながら新たな事業を創出しています。サーキュラーエコノミー分野では、資源循環そのものが事業価値となり、事業の成長が環境価値の向上に直結しています。再生可能エネルギーやヘルスケアにおいても、社会に不可欠な機能を担いながら、持続的な成長を実現しています。得意領域をさらに伸ばしつつ、外部パートナーと強みを掛け合わせることで、地球課題の解決を、事業の創出・成長を通じて経済価値へと転換していきます。

マテリアリティで戦略と実行をつなぐ

中期経営計画(2026年3月期〜2028年3月期)において、サステナビリティ戦略は企業価値向上に向けた重要戦略の一つです。 「ネットゼロ」「ネイチャーポジティブ」「ヒト・地域との共生」の3つを軸とし、個人や組織の「異能」を活かしながら、地球規模の課題を、事業を通じて解決していきます。

マテリアリティは、当社がどの課題に向き合い、どのような価値を創出するかを示す指針です。事業環境の変化を踏まえ、継続的に見直しながら、経営戦略と実行をつないでいきます。

サステナビリティ経営の次元上昇

当社が目指すのは、サステナビリティ経営の次元上昇です。サステナビリティを方針や開示にとどめず、事業や現場に内在するものとして、課題解決と企業価値向上をより強く結び付けていきます。とりわけ、当社の環境に対する取り組みは、サステナビリティ経営の中でも、「ネットゼロ」「ネイチャーポジティブ」「ヒト・地域との共生」を推進し、地球課題を事業を通じて解決する上で大きな意義を持ちます。

本CSOメッセージの冒頭でも申し上げたことの中で、特にお伝えしたいことがあります。当社にとって環境の取り組みは、慈善活動でも義務でもありません。本業のど真ん中であり、当社グループの持続的成長はもちろんのこと、お客さまのため、サプライヤーのため、より良い地球のため、そして未来の子供たちのためになる事業機会であるということです。当社グループ「7万人の大旅団」が一丸となって、お客さま、サプライヤー、多くのステークホルダーと対話をしながら機会の拡大に向けた取り組みを推進しています。また、機会には同時に、適切に対応すべきリスクも内在します。リスクをコントロールし、機会を確実に捉えることで持続的な成長につなげていきます。

企業価値向上の源泉として磨き続ける

南アフリカでの金属スクラップ事業の現場訪問時の様子

社内外への発信や対話を通じて、当社の取り組みへの理解と信頼を高めていくことにも努めていきます。ステークホルダーとの対話から得られた示唆を戦略に反映し、取り組みを進化させます。今後も、サステナビリティを企業価値向上の源泉として磨き続け、当社グループならではの成長を実現していき、そしてCSOとして、サステナビリティと事業の一体化をさらに進め、現場から生まれる変革を的確に捉え、成長戦略として具現化していきます。