豊田通商株式会社（以下：豊田通商）は、神原汽船式会社（以下：神原汽船）が運航する定期コンテナ船「INTEGRATIVE EARTH（以下：インテグレイティブ・アース）」の船舶向けバイオディーゼル燃料（以下：バイオ燃料）を使用した試験航行に際し、今年8月と10月に広島県福山港にてバイオ燃料の供給を行いました。

インテグレイティブ・アースへ供給するバイオ燃料は、これまで同様に豊田通商が株式会社ダイセキ環境ソリューションと連携し、トヨタグループや豊田通商グループ会社の社員食堂などから回収した廃食油を、原料の一部として精製したものです。８月の実証で、燃焼性や酸化安定性などの試験を通して実用性が確認されましたが、10月の実証では、さらに混合比率を高め、同項目での変化を測定しています。

中国・四国地域における豊田通商としてのバイオ燃料供給は、今回が初めての取り組みとなります。海事産業が盛んな当該地域において、当社の知見と経験を活かし、温室効果ガス（GHG）の排出削減に寄与する本事業のさらなる拡大を目指します。

豊田通商グループは、未来の子供たちへより良い地球環境を届けるために、カーボンニュートラルへの取り組みを推進することで、脱炭素社会への移行に貢献していきます。


バイオ燃料を補給したインテグレイティブ・アース

＜社会課題の解決と会社の成長を両立する最重要課題＞

＜当社のこれまでの取り組み＞（2023年度）
・2023年10月12日発表：博多港における福岡市の清掃船向けバイオ燃料の供給開始について
（https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/231012_006312.html）

・2023年8月31日発表：内航船の廃食油回収・バイオ燃料活用の連絡協議会」が本日発足
（https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/230831_006296.html）

・2023年8月22日発表：神戸港におけるばら積み船へのバイオ燃料供給について
（https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/230822_006294.html）

・2023年7月5日発表：木材チップ船へのバイオ燃料供給について
（https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/230705_006267.html）

・2023年5月10日発表：国内初、商用化ベースでの継続的な船舶向けバイオ燃料の供給開始について
（https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/230510_006234.html）