Verod-Kepple Africa Venturesへの出資
~アフリカにおけるスタートアップ企業の発掘およびシナジー追求を加速~

  • アフリカ

2022年08月12日

豊田通商株式会社(以下:豊田通商)は、アフリカにおけるスタートアップ企業の発掘および当社グループ事業とのシナジー機会の追求を主な目的としてVerod-Kepple Africa Partners(べロッド ケップル アフリカパートナーズ、以下:VKAP)が運営するVerod-Kepple Africa Ventures(べロッド ケップル アフリカ ベンチャーズ、以下:VKAV)への出資を決定しました。

VKAVは、アフリカの中小企業、スタートアップ企業への投資および成長支援の実績を有するプライベートエクイティファンド、Verod Capital Management Limitedと、アフリカのスタートアップ企業に積極的な投資を行うベンチャーキャピタル、Kepple Africa Venturesの合弁会社であるVKAPが立ち上げた最初のファンドです。VKAVは、アフリカ全土でさまざまな社会課題の解決に貢献するビジネスに取り組むスタートアップ企業に対して、2022年~2026年の5年間で、1億米ドル規模の投資を行う計画です。

豊田通商は、子会社CFAO SASと共同で、2019年10月にアフリカで活動するモビリティ関連スタートアップ企業への出資・融資に特化したコーポレートベンチャーキャピタル、Mobility 54 Investment SAS(以下: モビリティ54)を設立しています。これまでに14つのスタートアップ企業に約2,800万米ドル(2022年7月末時点)を投資しており、さらなるアフリカにおけるMaaS事業の加速やモビリティ社会の課題解決に向けて投資を拡大していきます。

また、2021年4月には株式会社サムライインキュベートが運営するSamurai Africa Fund 2号投資事業組合に出資し、モビリティ以外の分野も含むスタートアップ企業の発掘を推進しています。

今回のVKAV出資により、アフリカにおいて、モビリティ分野だけでなくヘルスケア、消費財、カーボンニュートラルなど、さまざまな分野のスタートアップ企業発掘と豊田通商グループ事業とのシナジー追及を図っていきます。豊田通商は、アフリカの人や社会と共に成長することを目指す「WITH AFRICA FOR AFRICA」という理念のもと、アフリカの社会課題解決に貢献しつつ、事業拡大に繋げていきます。

Verod-Kepple Africa Ventures概要

運営会社
Verod-Kepple Africa Partners(べロッド ケップル アフリカ パートナーズ)
投資対象分野

交通・モビリティ、医療・ヘルスケア、小売・消費財、カーボンニュートラル・エネルギー、物流、フィンテック、教育など

対象地域
アフリカ全土
ファンド総額(予定)
1億米ドル
投資期間
2022年~2026年(5年間)

■本件に関連する当社サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)

<社会課題の解決と会社の成長を両立する最重要課題>
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<当社のこれまでの取り組み>

・2021年4月15日発表:Samurai Africa Fund 2号投資事業組合へ出資~アフリカにおけるスタートアップ企業発掘に、同ファンドを活用~
https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/210415_004809.html

・2019年8月22日発表:スタートアップ企業に特化した投資会社を設立~アフリカでのMaaS・CASE事業を加速~
https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/190822_004465.html

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