スタートアップ企業に特化した投資会社を設立
~アフリカでのMaaS・CASE事業を加速~

  • アフリカ

2019年08月22日

豊田通商株式会社(以下、豊田通商)は、子会社CFAO S.A.S.(以下、CFAO)と共同で、アフリカで活動するモビリティ関連スタートアップ企業への出資・融資に特化した投資会社、Mobility 54 S.A.S.(仮称、以下、モビリティ54)を設立することを決定しました。

1.背景

アフリカでは、急速な人口の増加や都市化に伴い、多様な移動ニーズが高まっています。その一方で、交通インフラの未整備や、移動サービス事業の未発達など、アフリカ独自のモビリティ社会の課題に直面しています。

2.新会社設立の目的

モビリティ54は、アフリカで革新的なモビリティサービスや先進技術を展開するスタートアップ企業へ投資を行い、事業の拡大とサービス拡充を支援します。また、豊田通商グループが有するアフリカ全土の自動車事業ネットワークを生かし、シナジーを創出することで、企業の価値創造を支援するバリューアップ型の投資を目指すとともに、豊田通商グループのアフリカモビリティ事業の拡大・充実を目指します。

豊田通商は「アフリカ戦略」と「ネクストモビリティ戦略」を重点分野として推進しており、モビリティ54を通じて、アフリカにおけるMaaS・CASE事業の取り組みを加速し、モビリティ社会の課題解決に寄与していきます。

【新会社概要】

会社名
Mobility 54 S.A.S. (仮称)
所在地
フランス・セーブル市
代表者
代表取締役社長 渡邊 剛
資本金
1,000千ユーロ(設立時)
設立
2019年9月(予定)
事業内容
アフリカ向けスタートアップ企業などへの出資・融資
豊田通商・CFAOグループ事業とのシナジー創出

リリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
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