小型燃料電池 世界シェアNo.1 SFC社との日本独占販売契約を締結
~環境にやさしい燃料電池の販売拡大による低炭素社会への移行に貢献~

豊田通商株式会社(以下、豊田通商)は、SFC Energy AG(本社:ドイツ、以下、SFC社)と小型燃料電池※1の日本における独占販売契約を2020年9月に締結しました。今後、SFC社製小型燃料電池の販売先の多角化と、アジアでの販売拡大を視野に入れた協業強化を図っていきます。

燃料電池は、水素と酸素を化学反応させることで、窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)を排出せず継続的に発電ができるため、ディーゼル発電機の代替として注目を集めています。用途や出力容量により、さまざまな種類の燃料電池がありますが、SFC社は、500W以下の小型燃料電池における製造・販売の世界シェアNo.1※2のメーカーです。直接メタノール型※3の燃料電池による最先端の技術、特許を保有し、世界全体で45,000台以上の販売実績があります。

SFC社が製造する燃料電池は、水素と比べると取り扱いが容易で貯蔵、輸送に優れているほか、エネルギー貯蔵量が多いため、系統電源のないエリアで1ヶ月以上の継続的な電気の供給が可能です。

豊田通商は、2015年からSFC社の燃料電池を取り扱い、これまでに400台以上を販売しています。長期間、安定した電力を供給できる特長から、陸上および洋上風力発電所を建設する前に行われる風況調査に使用する風況観測装置(ドップラーライダー)の電源に多く利用されています。

今回の独占販売契約を受け、豊田通商は、風況観測装置を中心に山間部での無線通信機器や、災害時のポータブルバックアップ電源など、多角的な用途で国内の販売強化を図るとともに、環境にやさしい燃料電池の活用を広げることで、低炭素社会への移行に貢献していきます。

SFC Energy AG 概要

会社名
SFC Energy AG
(エスエフシーエナジーエージー)

SFC社製 直接メタノール燃料電池
「EFOY2400 PRO DUO」
所在地
ドイツ ミュンヘン市
設立
2000年2月
代表者
Dr. Peter Podesser (ピーター ポデッサー)
Chief Executive Officer and
Board Chairman
事業概要
燃料電池開発・製造

燃料電池における事業×出力セグメント

SFC社燃料電池実用例(洋上風況観測向け燃料電池システム)



豊田通商の燃料電池に関する情報は、燃料電池事業のWEBサイト(https://ttc-fuelcell.com/sfc)をご参照ください。

※1 小型燃料電池とは、出力容量が500W以下の燃料電池
※2 「The Fuel Cell Industry Review 2019(E4tech)」参照
※3 直接メタノール型の燃料電池とは、直接メタノールと酸素を供給することで水素を取り出してできた水素が触媒で反応をして電子が出力し電気を発電する方法

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