国内最大規模のUSS東京会場にUVeye車両検査システムを導入
~デジタル技術を活用したオンラインによる中古車取引を促進~
- (旧)グローバル部品・ロジスティクス
2021年02月04日
豊田通商株式会社(以下、豊田通商)のグループ会社である豊通オートモーティブクリエーション株式会社(以下、TAC)と、中古車オークション最大手の株式会社ユー・エス・エス(以下、USS)は、豊田通商が出資するイスラエルUVeye Ltd.の車両検査システム(以下、UVeye)を、中古車オークションで国内最大規模となるUSS東京オークション会場に導入します。
TACとUSSは、2020年10月に国内で初めてUVeyeを名古屋オークション会場に導入し、オークション会員向けにUVeyeで取得した出品車両の下部と、タイヤ・ホイール側面の高精細画像を提供しています。コロナ禍で会場に直接足を運ばずとも車両状態を見極めることができ、オンラインで参加するインターネット会員に高い評価を得ています。このたび、第2弾の導入先となる東京会場では、新たに開発したタイヤ溝の画像撮影機能を追加し、本日2021年2月4日より運用を開始します。
UVeyeの特長は、①車両下部、外観(ボデー、タイヤ・ホイール)の高度3Dスキャン撮影と②AIによる画像解析の2つを組み合わせることで、瞬時に車両異常を自動検知することです。人による目視が一般的な車両の検査において、同システムの導入は検査の迅速化と公正化につながります。<
USSの赤瀬雅之専務取締役は、「名古屋会場では、豊田通商やTACの協力もあり、車両出品に伴う車両撮影のプロセスを大幅に変更することなく、UVeyeを導入することできた。これまでお客様が見ることのできなかった部分を高精細な画像で見える化ができたことで付加価値の向上につながった。今後も豊田通商、TACと協力し、中古車取引におけるDXの推進を通じて、お客様のニーズに応えていきたい。」とコメントしています。
今後、TACとUSSは、UVeyeの他会場への導入を進めるとともに、車両検査の効率化を図るため、AIによる画像解析の活用を含めた車両検査システムの評価と、運用の検討を共同で実施していきます。
豊田通商は、デジタル技術を活用した既存ビジネスの付加価値拡大や新規ビジネスの創造を進めていきます。
車両下部撮影ユニット
タイヤ・ホイール側面/タイヤ溝撮影ユニット
車両下部撮影画像
タイヤ・ホイール側面撮影画像
ご参考: 本件に関わる過去のプレスリリース
・ AIによる画像解析で車両検査サービス事業を展開するUVeye社に出資(2019年6月19日)
https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/190619_004399.html
・ 豊通オートモーティブクリエーション、 中古車オークション最大手のUSSと業務契約を締結(2020年2月21日)
https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/200221_004566.html
株式会社ユー・エス・エス 概要
会社名
|
株式会社ユー・エス・エス |
---|---|
所在地
|
愛知県東海市新宝町507番地の20 |
設立年
|
1980年 |
資本金
|
18,881百万円 |
従業員数
|
正社員631名 パート97名(2020年9月30現在) |
代表者
|
代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO) 安藤 之弘 代表取締役社長兼最高執行責任者(COO) 瀬田 大 |
事業概要
|
中古自動車のオークション運営 |
UVeye Ltd. 概要
会社名
|
UVeye Ltd. (ユーブイアイ) |
---|---|
所在地
|
イスラエル国・テルアビブ |
設立年
|
2016年 |
資本金
|
35百万米ドル |
従業員数
|
100名 (2021年1月31日現在) |
代表者
|
CEO & Co-Founder, Amir Hever (アミール・へヴァー) |
事業概要
|
AIを活用した車両の自動異常検知システムの開発・診断サービス事業 |
豊通オートモーティブクリエーション株式会社 概要
会社名
|
豊通オートモーティブクリエーション株式会社 |
---|---|
所在地
|
愛知県名古屋市中村区名駅南2丁目14番19号 住友生命名古屋ビル24階 |
設立年
|
2009年 |
資本金
|
1000万円 |
従業員数
|
134名 (2020年4月1日現在) |
代表者
|
代表取締役社長 村井 義之 |
事業概要
|
自動車向け純正部品・純正用品の商品開発及び営業全般 |
リリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。