エジプト初、ブルーアンモニア製造に係る事業性を検討
~クリーンエネルギー活用を通じて、アフリカのグリーンな経済成長に貢献~

  • 機械・エネルギー・プラントプロジェクト

2022年11月17日

豊田通商株式会社(以下:豊田通商)は、エジプト・アラブ共和国(以下:エジプト)において、同国の石油省傘下企業であるエジプト石油化学公社およびエジプトガス公社と、ブルーアンモニアの製造に係る事業性を検討する覚書を締結しました。

アンモニアは、燃焼時に温室効果ガス(以下:GHG)を排出しないため、石炭火力発電などの代替燃料として注目されていますが、製造時にGHGの大半を占める二酸化炭素(以下:CO2)が発生することが課題となっていました。そこで、近年、CO2を回収し、油ガス田・帯水層に地下貯留(Carbon dioxide Capture and Storage、以下:CCS)することで製造されるCO2フリーのアンモニア(ブルーアンモニア)に大きな期待が寄せられています。

当社は、産油ガス国であるエジプトで既存ガス田を活用したCCSによる、同国初となるブルーアンモニア製造を 目指して、事業性の検討を進めていきます。今後、石油省傘下企業と事業性調査の実施に向けた協議を進め、事業性確認後にプロジェクト開発を促進していく計画です。

豊田通商グループは、未来の子供たちへより良い地球環境を届けるために、新たなクリーンエネルギーの創出、活用を通じて、アフリカのグリーンな経済成長に寄与しながら、脱炭素社会の実現に貢献していきます。

本件に関連する当社サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)

<社会課題の解決と会社の成長を両立する最重要課題>
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