サプライチェーンの可視化・リスク管理サービスの提供開始
~レジリア社との協業を通じて、お客さまのサプライチェーン強靭化に貢献~

  • グローバル部品・ロジスティクス

2022年11月10日

豊田通商株式会社(以下:豊田通商)は、お客さまのサプライチェーン強靭化に貢献するために、株式会社Resilire(以下:レジリア社)と協業し、同社が開発したサプライチェーンの可視化・リスク管理サービスと、豊田通商の物流ソリューションを組み合わせた、リスク対策に向けた一気通貫サービスの提供を2022年11月より、開始します。

近年、製品や市場、供給源の多角化に加えて、感染症や自然災害など、サプライチェーンに影響を与えるリスクが年々増大しています。平時では、サプライチェーンが複雑化し、取引当事者が発注元や調達先の状態が把握しきれず、潜在的なリスクが拡大し、有事では、災害発生時に状況把握に時間を要し、初動対応が遅延し、被害が甚大化することも見受けられます。このように、企業を取り巻く環境が変化する中、供給停止による損失や信頼の失墜を未然に防止するために、サプライチェーンに潜むリスクへの対策を講じることが求められています。

レジリア社のサービスは、取引先とともに、サプライチェーンの情報を登録することで、オンライン上で全体を可視化しつつ、災害発生時に備えた模擬訓練や関係者への一斉通知を行うなど、サプライチェーンのリスク管理に役立ちます。また、同サービスを通じて顕在化した課題に対して、豊田通商の物流ソリューションを用いて、解決策を準備しておくことで、災害発生時にも迅速で的確な初動対策により被害を最小化することが可能になります。また、レジリア社のサービスは、直感的で利用しやすいインターフェースやお手頃な価格で利用可能なため、中小企業にとってもサプライチェーンのリスク対策に着手する有効な手段となり得ます。

豊田通商は、2021年8月に、サプライチェーンを『繋ぐ、強くする、創る』ための情報やソリューションをタイムリーにお客さまに提供するためのオンラインプラットフォーム「Streams」(ストリームス)の提供を開始するなど、DX推進を通じて、サプライチェーンに関する課題解決に取り組んでいます。今回のレジリア社との協業は、サプライチェーンを強くすることを体現するための新たな取り組みとして、お客さまのサプライチェーンの強靭化、ひいては事業継続計画(BCP :Business Continuity Plan)強化に貢献していきます。

豊田通商は、サプライチェーンに関わる業務のDX推進を加速させるとともに、企業環境の変化に対応しながら、お客さまへのさらなる付加価値の創出に取り組んでいきます。

株式会社Resilire概要

会社名
株式会社Resilire(レジリア)
所在地
東京都港区
設立
2018年9月
代表者
代表取締役 津田裕大
事業概要
サプライチェーンリスク管理サービスの開発・提供

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サプライチェーンリスク管理サービス
https://www.g-streams.com/サプライチェーン可視化リスク管理サービス


<当社のこれまでの取り組み>
・2021年8月24日発表:サプライチェーンを繋ぐ・強くする・創る オンラインプラットフォーム「Streams」提供開始
https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/210824_004885.html

リリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。