米国における車載用電池工場へ約3.7億米ドルを追加投資

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2023年11月01日

豊田通商株式会社(以下、豊田通商)は、トヨタ自動車株式会社の北米統括会社であるToyota Motor North America, Inc.(以下、TMNA)とともに、車載用電池生産の会社であるToyota Battery Manufacturing, North Carolina(トヨタ・バッテリー・マニュファクチャリング・ノースカロライナ 以下、TBMNC)を設立し、北米における車載用電池生産の準備を進めています。

このたび、豊田通商は、バッテリー電気自動車(以下、BEV)用電池の生産能力を増強するために、約3.7億米ドルを投資します。今回の投資によって、TBMNCにおける累計投資額は約139億米ドル、総雇用数は5,000人を超える予定です。そのうち豊田通商の累計投資額は、約7.5億米ドルです。

今回の追加投資により、BEV用電池の生産能力を増強することに加え、プラグインハイブリッド自動車(以下、PHEV)用電池の生産も行います。新たに8本の生産ラインを順次立ち上げ、BEV・PHEV用電池生産ラインを2030年までに計10ラインとすることで、年間30GWh以上の生産が可能となります。

TBMNC概要

名称
Toyota Battery Manufacturing, North Carolina
(トヨタ バッテリー マニュファクチュアリング ノースカロライナ)
所在地
ノースカロライナ州グリーンズボロ・ランドルフ・メガサイト
設立
2021年11月
生産開始
2025年(予定)
社長
Sean Suggs
出資比率
TMNA 90% 豊田通商 10%
事業内容 車載用電池の製造
(ハイブリッド自動車用・BEV用・PHEV用電池を2025年より順次生産開始予定)


豊田通商グループは、GHG削減に貢献する事業の推進を重要な戦略として位置付けています。その中で、車載用電池関連ビジネスを次世代に向けた成長の柱として捉え、自動車生産ビジネスで培ったノウハウを生かした幅広い付加価値の創造によって、TBMNCの立上げ・運営・生産活動を支援してまいります。

豊田通商グループは、未来の子供たちへより良い地球環境を届けるために、カーボンニュートラルへの取り組みを推進することで、脱炭素社会への移行に貢献していきます。

本件に関連する当社サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)

<社会課題の解決と会社の成長を両立する最重要課題>
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