インドネシア・パティンバン国際港 自動車ターミナル運営会社の株式譲渡について

  • 機械・エネルギー・プラントプロジェクト

2023年08月21日

豊田通商株式会社(以下:豊田通商)は、このたびインドネシア共和国(以下:インドネシア)西ジャワ州スバン県のパティンバン国際港における自動車ターミナル運営会社「PT. Patimban International Car Terminal(以下:PICT社)」の株式のうち計66%を、それぞれトヨフジ海運株式会社、日本郵船株式会社、株式会社上組の3社に譲渡しましたので、お知らせします。

パティンバン国際港は、自動車ターミナルとコンテナターミナルの2つで構成され、インドネシア政府主導により、円借款事業として2018年から段階的に建設が進められてきました。施設の一部完成後の2021年12月から、豊田通商グループが設立したPICT社が操業を開始し、年間約40万台の取り扱い能力を有しています。

現在も自動車ターミナルの拡張工事を継続しており、2025年7月(予定)の完成後には年間約60万台の取り扱いが可能になります。このたびの株式譲渡により、国内外で豊富な自動車ターミナル運営の実績を持つ3社が参画することで、PICT社の運営体制の強化を図り、さらなる成長と国際競争力のある自動車ターミナルの実現を目指します。

豊田通商は、自動車産業においてアジアの重要な生産・販売拠点のひとつであるインドネシアで、パートナー各社と連携し、国際競争力のある港湾運営を通じて、インドネシア経済のさらなる発展に寄与していきます。

株式譲渡後の株主構成(2023年6月30日以降)

株式譲渡前株式譲渡後
豊田通商グループ 100%
豊田通商グループ 34%
トヨフジ海運株式会社 26%
日本郵船株式会社 25%
株式会社上組 15%

パティンバン国際港 自動車ターミナル

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<当社のこれまでの取り組み>
・2021年12月23日発表:インドネシア・パティンバン新国際港の自動車ターミナル運営事業に参画
(https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/211223_005824.html)

リリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
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