ケニアでSUV車「フォーチュナー」のSKD生産を開始

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2023年07月31日

豊田通商株式会社(以下:豊田通商)は、ケニアの車両生産委託先であるAssociated Vehicle Assemblers Ltd.モンバサ工場において、トヨタ自動車株式会社(以下:トヨタ)のSUV車「フォーチュナー」のSKD生産を2023年7月29日(日本時間)に開始しました。

※SKD:
Semi Knock Downの略。ボディを溶接、塗装済みの状態で輸入し、主要構成部品をボディやシャーシに組み付ける車両組立て方法、または部品の分解形態のこと。

豊田通商は、現在同工場でトヨタの「ランドクルーザーピックアップ」、「ハイラックス」、「ハイエース」を生産しています。今回新たに生産する「フォーチュナー」は、豊田通商がケニアでSKD生産する初のSUV車で、生産台数は年間350台を予定しています。近年ケニアでは、SUV車の需要が高まり、今後さらに市場拡大が期待されています。今回フォーチュナーを同国でSKD生産することで、これまでよりも同国のお客さまにリードタイムを短縮して、供給することが可能になります。

生産開始に合わせて、同工場で開催された生産開始式典には、ケニアのウィリアム・ルト大統領、モーゼス・クリア投資貿易産業省大臣、岡庭健駐ケニア特命全権大使も臨席されました。

豊田通商は、アフリカの人々や地域社会と共に成長することを目指す「WITH AFRICA FOR AFRICA」という理念の下、同国のさらなる自動車産業の発展に寄与することを目指し、「フォーチュナー」の現地生産に取り組みます。

AVAモンバサ工場外観
フォーチュナー生産ライン
トヨタ「フォーチュナー」
ケニアでの式典の様子(フォーチュナーボンネットに署名をするウィリアム・ルト大統領)

Associated Vehicle Assemblers Ltd. 概要

会社名
Associated Vehicle Assemblers Ltd.
所在地
ケニア共和国 モンバサ郡
資本金
10 百万ケニアシリング
株主
Simba Corporation 100%
設立/生産開始
1975年
生産車種
トヨタ:ランドクルーザー、ハイラックス、ハイエース
日野:XZU, FC, FM
生産台数
2021年   1,685台
2022年      1,989台
2023年1~6月   約870台
※豊田通商グループからの委託生産台数のみを記載

本件に関連する当社サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)

<社会課題の解決と会社の成長を両立する最重要課題>
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