米国における車載用電池工場へ追加投資

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2023年06月01日

豊田通商株式会社(以下、豊田通商)は、トヨタ自動車株式会社の北米統括会社であるToyota Motor North America, Inc.(以下、TMNA)とともに、車載用電池生産の会社であるToyota Battery Manufacturing, North Carolina(トヨタ・バッテリー・マニュファクチャリング・ノースカロライナ 以下、TBMNC)を設立し、北米における車載用電池生産の準備を進めています。

このたび、豊田通商とTMNAは、今後の電池の需要増を見据え、将来の拡張に備えた土台づくりとして、現在建設中のTBMNC に21億米ドルを追加投資し、インフラ整備を進めることを決定しました。そのうち豊田通商は、2.1億米ドルを投資します。
TBMNCは、拡大する電動車の需要に必要なリチウムイオン電池を生産・供給し、カーボンニュートラルの実現に貢献します。

TBMNC概要

名称

Toyota Battery Manufacturing, North Carolina
(トヨタ バッテリー マニュファクチュアリング ノースカロライナ)

所在地
ノースカロライナ州グリーンズボロ・ランドルフ・メガサイト
設立
2021年11月
生産開始
2025年(予定)
社長 Sean Suggs
出資比率
TMNA 90% 豊田通商 10%
従業員数
約150人
事業内容

車載用電池の製造
(ハイブリッド車用・バッテリーEV用電池を2025年より順次生産開始予定)



豊田通商グループは、2021年7月、2030年までに2019年比で温室効果ガス(以下:GHG)排出量50%削減、2050年までにカーボンニュートラルを実現する目標を公表し、同年11月に、「カーボンニュートラルロードマップ2030」を策定しました。豊田通商グループは、GHG削減に貢献する事業の推進を重要な戦略として位置付けています。その中で、車載用電池関連ビジネスを次世代に向けた成長の柱として捉え、自動車生産ビジネスで培ったノウハウを生かした幅広い付加価値の創造によって、TBMNCの立上げ・運営・生産活動を支援してまいります。

豊田通商グループは、未来の子供たちへより良い地球環境を届けるために、カーボンニュートラルへの取り組みを推進することで、脱炭素社会への移行に貢献していきます。

本件に関連する当社サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)

<社会課題の解決と会社の成長を両立する最重要課題>
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