高速道路におけるトラック隊列走行の後続車無人システム(後続車無人状態)実現に向け、今年度の車両開発を行うとともに、テストコースにおいて実際に後続車無人状態での隊列走行を実施しました。

豊田通商株式会社(以下、豊田通商)は、経済産業省、国土交通省から「高度な自動走行システムの社会実装に向けた研究開発・実証事業:トラックの隊列走行の社会実装に向けた実証」を受託し、2016年度から2018年度までの間、トラック隊列走行に関する研究開発などを進めてきました。また、2019年度も引き続き受託しています。

豊田通商は、経済産業省および国土交通省が「成長戦略2019」(令和元年6月21日)および「官民ITS構想・ロードマップ2019(令和元年6月7日)」に基づき、移動革命の実現に向けた主な取り組みの一つである高速道路でのトラック隊列走行について、2020 年度に高速道路(新東名)において後続車無人状態での隊列走行技術を実現することを目指しています。

今年度は、後続車無人システムにおいて2019年6月25日から2020年2月28日まで、新東名高速道路(浜松いなさIC~長泉沼津IC)における公道実証を実施し、実証を通じて確認された課題や、電子牽引の技術要件に対応するための開発を行いました。さらに、開発した車両を用いて、2020年3月18日に、テストコースにおいて実際に後続車無人状態での隊列走行を実施しました。


なお、今回の開発では、今年度公道実証を行った隊列車両から、①先頭車による後続車の一体操作機能と状態監視機能、②車両制御装置の冗長化、③先頭車ドライバー運転支援機能、④隊列車間への車両割り込み抑止用LED表示器、⑤隊列走行状態における異常発生への対応、などを新たに追加しました。2020年度は、公道でのトラック隊列走行の後続車無人システム(後続車無人状態)の実現に向け、引き続き新東名高速道での実証や必要な開発を実施していきます。

別紙1 実証実験車両システム説明[PDF形式:2.4 MB]

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