トヨタ自動車のミャンマー新工場への出資を決定
~自動車市場の拡大が見込まれる同国で、ハイラックスを現地生産~

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2019年05月30日

豊田通商株式会社(以下、豊田通商)は、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)がミャンマーで初めて設立する車両生産会社TOYOTA MYANMAR CO., LTD.(以下、TMY)に、出資することを決定しました。

ミャンマーの自動車市場は、経済の発展に伴い、近年、新車需要が大幅に伸長しています(2018年市場:約1.8万台、前年比2.1倍増)。

豊田通商は、メコン地域での事業拡大に注力しており、ミャンマーでは同国ティラワ地区港における港湾ターミナル運営に参画するなど、さまざまな事業を推進しています。

自動車関連事業では、子会社のTTAS COMPANY LIMITEDを通じて、トヨタ車の販売、修理、部品販売を行っています。同国での事業展開の知見と現地ネットワークを生かし、今回のTMY設立を機に生産分野へも進出することで、生産から販売までのバリューチェーン構築を目指します。

TMYの新工場は、ミャンマー最大の都市ヤンゴンの南部近郊に位置するティラワ経済特区に建設を予定しており、投資額は約5,260万米ドルを見込んでいます。新規雇用は約130人を予定しており、2021年の稼働当初はSKD(セミノックダウン方式)でハイラックスを年間能力約2,500台で生産予定です。

豊田通商は、TMYの事業活動を通じて、ミャンマーでの自動車現地生産によるトヨタブランドのさらなる確立と、同国の発展に寄与してまいります。

<ご参考>TMY概要

所在地
ミャンマー連邦共和国、ティラワ経済特区
出資比率
トヨタ自動車株式会社85%、豊田通商株式会社15%
設立時期
2019年6月(予定)
代表者
社長:殿塚 禎久
生産能力
2,500台/年 (1直)
生産車種
ハイラックス
生産開始
2021年2 月(予定)
従業員数
130名程度

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