タイで飼料原料販売合弁会社を設立
~飼料原料の安定供給で畜産業発展に貢献~
- (旧)食料・生活産業
2018年10月26日
豊田通商株式会社(以下、豊田通商)は、タイの大手畜産・飼料製造販売会社SPM FEEDMILL Co., Ltd(以下、SPM社)と合弁で、同国ラチャブリ県に飼料原料販売会社PG AGRO Company Limited(以下、PG AGRO社)を設立しました。
豊田通商は、穀物の安定的な調達と供給を目指し、各国のパートナー会社と連携し、海外での商圏拡大に取り組んでいます。パートナー会社であるSPM社は、養豚向けの配合飼料製造においてタイ国内シェアの上位にあり、配合飼料製造および販売に関する高い知見とネットワークを有します。
タイでは食肉消費が順調に伸びており、その8-9割を鶏肉と豚肉が占めています。養豚の飼養頭数も年々増加し、養豚用の飼料市場も拡大しています。PG AGRO社は、主に大豆粕を飼料原料として調達し、SPM社をはじめとするタイ国内の配合飼料製造会社と畜産農家へ販売します。
豊田通商が長年の経験で培った穀物のトレーディングノウハウ、穀物産地との強固なネットワークなどの強みと、SPM社が保有する物流設備や現地での販売力を生かし、配合飼料原料の供給を通じ、PG AGRO社はタイ国内の畜産業の発展に貢献して参ります。
豊田通商は、タイを含む東南アジア市場への穀物事業の展開を加速させ、グローバルバリューチェーンの構築と新興国における飼料原料の安定供給に一層尽力します。
タイでの養豚用飼料バリューチェーン
概要
【合弁会社概要】
会社名
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PG AGRO Company Limited (ピージーアグロカンパニーリミテッド) |
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資本金
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48,000千タイバーツ(約1.7億円) ※2018年9月末時点の為替使用 |
資本比率 | SPM FEEDMILL Co., Ltd 51% (エスピーエムフィードミルカンパニーリミテッド) |
豊田通商株式会社 25% | |
Toyota Tsusho Asia Pacific Pte. Ltd 24% (トヨタツウショウアジアパシフィックリミテッド |
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事業内容
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飼料原料販売 |
所在地 | ラチャブリ県、タイ |
設立 | 2018年10月5日 |
【SPM社概要】
会社名
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SPM FEEDMILL Co., Ltd |
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事業内容
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配合飼料製造、養豚業 |
所在地
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ラチャブリ県、タイ |
代表者
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Managing Director : Sorrapahon Nitikanchana (ソラパホン ニティカンチャナ) |
設立
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1990年 |
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