金属加工と販売の機能明確を目的とした株式交換の実施
~顧客満足度の向上によるさらなるシェア拡大を目指す~
- (旧)金属
2018年03月28日
豊田通商株式会社(以下、豊田通商)の100%子会社である豊通鉄鋼販売株式会社(以下、豊通鉄鋼販売は、4月1日付で、オリエンタル鋼業株式会社(以下、オリエンタル鋼業)、豊通鋼管株式会社(以下、豊通鋼管)、株式会社関東コイルセンター(以下、関東コイルセンター)の全株式と豊通鉄鋼販売の株式交換により、3社を完全子会社化します。
これにより、豊通鉄鋼販売グループ4社で、金属加工と販売の機能明確化を図り、業務内容・サービスの拡充を行うとともに販売力を強化し、2021年に売上高約1,000億円を目指します。
各社の取り組み
豊通鉄鋼販売は、豊田通商グループの鉄鋼専門商社として、豊田通商が国内において営む鉄鋼製品販売事業の中核を担い、普通鋼・ステンレス・特殊鋼の鋼板および鋼管の販売を行っています。
オリエンタル鋼業は、主に北陸地方で鋼材加工・保管・出荷・販売を行っています。
豊通鋼管は、豊田通商グループの鋼管事業の中核を担い、鋼管引抜切断加工・保管・出荷・販売を行っています。
関東コイルセンターは、主に関東地方で鋼材加工・保管・出荷・販売を行っています。
再編の目的
1.商権拡大に向けた機能の明確化
豊田通商は、2016年4月に国内において営む鉄鋼製品販売事業のうち鉄鋼部、東日本鋼材部、西日本鋼材部が行っている商権の一部を豊通鉄鋼販売へ移管しました。これにより、豊通鉄鋼販売は各地域に根差したプロ人材によるサービスの提供に努めてきましたが、顧客満足度を向上させ、豊田通商グループにおいてさらなる商権拡大を目指すとともに、今回完全子会社化する3社の加工機能と豊通鉄鋼販売の販売機能をより明確にした運営を推進していきます。
2.ガバナンス強化
リスクマネジメントや人材育成に注力し、3社の加工事業体が豊通鉄鋼販売グループとなることで、さらなる強固な会社となるため、豊通鉄鋼販売のガバナンスの向上を図ります。
なお、4月1日以降、今まで以上にグループ内の連携を密にし、顧客満足度の向上を図るべく、豊田通商はサービスのレベル向上や専門性の強化について支援していき、豊通鉄鋼販売の販売事業強化および取り扱いシェアの拡大を目指します。
■株式交換当時会社の概要
社名 | 豊通鉄鋼販売 | オリエンタル鋼業 | 豊通鋼管 | 関東コイルセンター |
---|---|---|---|---|
事業内容
|
普通鋼・ステンレス・特殊鋼の鋼板、鋼管の販売およびそれに付随する一切の業務
|
鋼材の加工・販売
|
各種鋼管の販売、引抜鋼管の製造加工、鋼管切断加工
|
鋼材の加工・販売
|
設立
|
1983年1月
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1968年4月
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1965年10月
|
1952年6月
|
所在地
|
名古屋市中村区名駅四丁目11番27号
|
富山県射水市有磯二丁目33番7号
|
愛知県大府市東新町三丁目9番地
|
東京都青梅市今井三丁目8番1号
|
代表者
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代表取締役社長 林 靜 |
代表取締役
石黒 博幸 |
代表取締役
児島 伸 |
代表取締役
広田 聡 |
資本金
|
3億1千万円
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9千8百万円
|
3億1千万円
|
2億円
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株主
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豊田通商 100%
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豊田通商 100%
|
豊田通商 100%
|
豊田通商 100%
|
従業員数
|
127名
|
33名
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125名
|
22名
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■株式交換後の状況(2018年4月1日以降)
社名 | 豊通鉄鋼販売 | オリエンタル鋼業 | 豊通鋼管 | 関東コイルセンター |
---|---|---|---|---|
事業内容
|
普通鋼・ステンレス・特殊鋼の鋼板、鋼管の販売およびそれに付随する一切の業務
|
鋼材の加工・販売
|
各種鋼管の販売、引抜鋼管の製造加工、鋼管切断加工
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鋼材の加工・販売
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設立
|
1983年1月
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1968年4月
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1965年10月
|
1952年6月
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所在地
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名古屋市中村区名駅四丁目9番8号
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富山県射水市有磯二丁目33番7号
|
愛知県大府市東新町三丁目9番地
|
東京都青梅市今井三丁目8番1号
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代表者
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代表取締役
松島 城基 |
代表取締役
石黒 博幸 |
代表取締役
児島 伸 |
代表取締役
広田 聡 |
資本金
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3億1千万円
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9千8百万円
|
3億1千万円
|
2億円
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株主
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豊田通商 100%
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豊通鉄鋼販売 100%
|
豊通鉄鋼販売 100% | 豊通鉄鋼販売 100% |
従業員数
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127名
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33名
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125名
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22名
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