株式会社フィックスターズとの合弁会社設立に関するお知らせ

  • (旧)化学品・エレクトロニクス

2018年01月15日

豊田通商グループの株式会社ネクスティ エレクトロニクス(本店:東京都港区、代表取締役社長:青木 厚、以下 ネクスティ エレクトロニクス)は、この度、株式会社フィックスターズ (代表取締役社長:三木 聡、本社:東京都品川区、以下フィックスターズ) と自動運転分野での関係強化のため、合弁会社「Fixstars Autonomous Technologies」を設立することに合意しました。

合弁会社設立の目的

自動運転技術の実用化が現実味を帯びる中、従来から自動車産業に携わる企業・研究機関だけでなく、欧米のIT企業なども参入し、研究開発競争は日々熾烈さを増しています。このような環境の下、ネクスティ エレクトロニクスのプロジェクトマネジメント力、顧客基盤及びパートナー企業網とフィックスターズのソフトウェア技術を組み合わせ、自動運転の研究開発をさらに加速し、高度なソフトウェアソリューションを自動車産業などに提供することを目的として、この度の契約締結となりました。

ネクスティ エレクトロニクスは、2004年よりソフトウエア事業を立ち上げ、海外オフショア開発を通じプロジェクトマネジメント力を強化し、深く広い顧客ネットワークを構築してきました。

フィックスターズは、「Speed up your Business」をスローガンに掲げ、並列処理やハードウェアの性能を最大限に引き出すソフトウェア最適化技術等、最先端のソフトウェア技術及び高性能なハードウェアを活用したトータルソリューションを提供しております。

自動運転を実現するためには、高信頼性・低遅延・低消費電力といった制約の下、データセンター側での学習やエッジ側での推論、多種多様なセンサを通して大量データを取得し、高度な認識機能を実現するセンサフュージョン等を高速に処理しなければなりません。そのためには、高度なアルゴリズム開発及びその実装はもちろんのこと、専用チップの活用も視野に入れたシステム全体の高速化が求められます。

本業務提携により、ネクスティ エレクトロニクスの持つプロジェクトマネジメント力及び顧客ネットワークと、フィックスターズの長年培ってきたソフトウェア技術力を組み合わせ、自動運転という大きな変革期を迎える自動車産業に対し、顧客企業の競争力向上に直結するソリューションを提供してまいります。

参考資料

【合弁会社の概要】

商号
株式会社Fixstars Autonomous Technologies
所在地
東京都品川区大崎1丁目11番1号
代表者
代表取締役社長 三木 聡 (フィックスターズ代表取締役社長CEO)
事業内容
ソフトウェア開発事業及びアプリケーションシステム開発事業
資本金
3,000万円
設立予定
2018年2月1日(予定)
決算期
9月末
純資産
6,000万円
総資産
6,000万円
株主構成
株式会社フィックスターズ(66.6%)、当社(33.4%)



【株式会社フィックスターズの概要】

商号
株式会社フィックスターズ (Fixstars Corporation)
所在地
東京都品川区大崎1丁目11番1号
代表者
代表取締役社長 CEO 三木 聡
事業内容
マルチコアプロセッサ関連事業
資本金
5億4,996万円
設立年月日
2002年8月8日



【株式会社ネクスティ エレクトロニクスの概要】

商号
株式会社ネクスティ エレクトロニクス
所在地
東京都港区港南2-3-13 品川フロントビル
代表者
代表取締役社長 青木 厚
事業内容
半導体・エレクトロニクス製品販売
組み込みソフト開発
自社製品開発等
資本金
52億5,100万円(豊田通商株式会社100%)
設立年月日
2017年4月1日

リリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。