フィリピンにおける鋼管製造拠点設立に関するお知らせ

  • 金属

2017年12月07日

丸一鋼管株式会社(以下「丸一鋼管」)と豊田通商グループはフィリピンのマニラ郊外において、共同出資による二輪・自動車用鋼管の製造子会社を設立することを決定しましたので、お知らせいたします。

1.設立の目的

フィリピンはここ数年ASEAN地区で最も高い経済成長を維持し、国民所得の上昇にともない二輪・自動車の需要も急激に増えています。 すでに進出している日系二輪・自動車関連企業の鋼管需要も今後増えていくと期待されることから、丸一鋼管および豊田通商は、日系二輪・自動車関連メーカーが集中するマニラ郊外に、共同で現地法人を設立し、鋼管製造を行う新工場を建設することといたしました。

丸一鋼管と豊田通商は、日本国内及び世界4か国(中国・ベトナム・インド・メキシコ)で二輪・自動車用鋼管の製造販売を共同で行っております。その豊富な経験と、現地で様々な事業を展開している豊田通商グループの知見を活かし、高品質の鋼管を現地生産し、ユーザーの原材料現地調達ニーズに応えていく所存です。

2.新会社の概要

会社名
Maruichi Philippines Steel Tube Inc. (MPST)
所在地
フィリピン共和国パタンガス州リパ市LIMA工業団地内
出資者
丸一鋼管:70%、豊田通商グループ:30%
代表者
竹内健(丸一鋼管本社社長室長兼務)
事業内容
二輪・自動車部品メーカー向け鋼管の製造販売
投資規模
US$14百万相当
工場敷地
約2.9万平米、工場建屋:約8千平米
設備概要
造管機1台、切断機ほか
稼働予定
2019年春ごろ

リリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。