社長ごあいさつ

豊田通商を取り巻く外部環境は、国際社会の分断と対立、欧米の金融市場動向、資源価格の乱高下など不確実性の高い状況が続くものと予想されます。

また、脱炭素社会の実現に向けた取り組みのさらなる加速やAIをはじめとするデジタル変革の進展などは、かつてない範囲とスピードで世の中を変え続けています。

こうした状況下で、豊田通商グループは、これらの変化をさらなる成長のチャンスと捉え、新たな責任と役割を果たすべく、「次の新しいステージ」で、挑戦をする時を迎えています。

当社グループでは、強みを持つ事業領域とカーボンニュートラル・サーキュラーエコノミーを掛け合わせ、「7つの重点分野」として整理し、中期経営計画達成に向けた成長戦略と位置付けています。

そして、これらの重点分野における成長戦略実現をさらに加速していくために、2024年4月より、組織を改編し、従来の取扱商品を軸とした本部名称から、社会やお客さまへの提供価値を表す、明確なミッションに基づいた本部名称に変更し、新たな組織体制で事業を推進してまいります。

「未来の子供たちに、より良い地球環境を届ける」というスローガンを掲げ、未来志向で真摯に取り組むことで、社会やお客様にとってかけがえのない存在「Be the Right ONE」を実現し、信頼され、選ばれ続ける企業を目指していく所存です。

当社グループの発展を支えてくださっているステークホルダーの皆さまに深く感謝し、御礼申し上げますとともに、これまでと変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

  • 7つ重点分野:ネクストモビリティ、再生可能エネルギー・エネルギーマネジメント、アフリカ、循環型静脈、バッテリー、水素・代替燃料、Economy of Life(ヘルスケアや食料など、人々の日々の生活に不可欠であり、快適で穏やかな未来社会の実現に貢献するビジネス)
貸谷 伊知郎

取締役社長 貸谷 伊知郎
2024年4月1日

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