豊田通商株式会社 CSRレポート2012 4/48

豊田通商株式会社 CSRレポート2012
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私たちは、CSRを特別な取り組みとして捉えずに、企業活動のすべてのあり方を律する「経営そのもの」であると考えています。私たちの使命は、常に変化する世の中のニーズに対応しつつ、新たなビジネスモデルを創り出し、これまでにない付加価値を市場や社会に提供し続けること、そして、すべてのステークホルダーの皆様から信頼される企業づくりに取り組み、企業価値の向上に努めていくことにあります。 こうした考えのもと、「人・社会・地球との共存共栄をはかり、豊かな社会づくりに貢献する価値創造企業を目指す」ことを企業理念として掲げ、これを実現していくための行動指針を定めています。さらに、「豊田通商グループウェイ」を定め、グループ固有の価値観、信念、日々の行動原則の継承・深化を進めています。 2011年度、めまぐるしいスピードで変化する社会状況に対応し、ステークホルダーから期待されている新たな価値創造を表現していくために、次なる10年で目指すべき目標として「GLOBAL 2020 VISION」を策定しました。このビジョンでは、特に注力していく事業分野として「次代の自動車の進化」「生活環境の向上」「地球課題の解決」につながる分野を掲げています。また、私たちの「ありたい姿」として、「地球環境と事業の持続性に責任を持つ」「お客様に安心・安全を提供し、信頼される」という企業像を示し、豊田通商グループ全社員が共有しています。 こうした取り組みを実現していくために、私たちがキーワードとしたのが、現状を打破し、限界を超えて自らも能動的に変革する「破殻」と、新しいパートナーを開拓し、新しい価値を創り・つなげ・ひろげていく「共創」です。これらを実践していくため、リーダー層を対象に経営の中核としてのCSR2011年度の主な取り組み「GLOBAL 2020 VISION」のもと新しい価値の創造へした研修「破殻塾」を新たに実施し、その浸透を図っています。 今日の大きな社会的課題のひとつであるエネルギーの安定供給に貢献する事業として取り組んできた、オーストラリアでの炭層メタンガス開発プロジェクトでは、20年以上の長期にわたって豊田通商が参画する鉱区から産出される炭層メタンガスを供給する契約を締結しました。このプロジェクトから供給される炭層メタンガスは備蓄拠点でLNG化され、一部は日本の電力会社、ガス会社にも供給されます。日本のエネルギーの安定供給にもつながるプロジェクトとして、今後も事業を推進していきたいと考えています。 医療レントゲン用造影剤などの原料として近年需要が伸びているヨードについても、南米・チリで開発・生産プロジェクトを進めています。今後は、ヨードの採掘・生産・販売に加えて、造影剤の製造にも参入し、医療分野の川上から川下までを貫くバリューチェーンの構築につなげていく計画です。 また、環境マネジメントの推進にあたり、外部の第三者による評価・モニタリングは、ステークホルダーから信頼される企業であるために欠かせない取り組みです。今後も、グループを挙げて、環境マネジメントシステムの国際的な規格であるISO14001の取得社数増加に向けて、取り組んでいきます。 豊田通商は今後も、「人・地球・社会との共存共栄」に貢献するべく、CSR活動を推進していきます。ステークホルダーの皆様には、変わらぬご支援とご指導をお願い申し上げます。2012年8月人・社会・地球との共存共栄をはかり持続可能な社会づくりに貢献していきます。取締役社長トップメッセージは かくきょうそう3

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