ブックタイトル豊田通商70周年史

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概要

豊田通商70周年史

鉛メッキ鋼板のプレス工程で発生する端材をリサイクルする真空脱亜鉛装置の販売、梱包段ボールのリサイクル、廃プラスチックのリサイクルを開始した。そのほか豊田メタルによる路上放置車の回収整理やバイク・洗濯機など粗大ゴミの回収処理、豊通オイルセンターの磁化エアー方式腐敗防止機の開発、豊通リサイクルの自動車触媒からのプラチナ、ロジウム・パラジウムの回収、および中古部品のリサイクル、豊田ケミカルエンジニアリングの有機汚泥のコンポスト化などがある。社内の取り組みではゴミの分別収集とリサイクル・リユースのほか、環境に対する社員の意識改革のための研修を行った。鉄選別の様子2 1%クラブへの入会1989(平成元)年11月、経済団体連合会(経団連)を中心に、経常利益や可処分所得の1%以上を目安に社会貢献活動に寄付するという「1%(ワンパーセント)クラブ」が発足した。当初、東海地域ではトヨタ自動車のみが参加していたが、当社もその趣旨に賛同し、1990年11月、他のトヨタグループ8社とともに正式に入会した。また、社会への貢献の一環として、豊田自動織機栄生工場の跡地にトヨタグループ13社が共同して建設したトヨタ産業技術記念館(1994年設立当初産業技術記念館)には8億4,000万円の出資を行ったほか、準備事務局へ社員を派遣した。なお館内には、当社の機械部門が依頼を受け、インド、メキシコから輸入した歴史的繊維機械が展示された。沿革編93