ブックタイトル豊田通商70周年史

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概要

豊田通商70周年史

整備)であった。同年11月、各部の事務改善を指導・調整するアドバイス役としてNJSチームを発足させ、東京金属部、繊維機械部、車両第二部での取り組みが始まった。1993年には全社でNJS事務処理活動の展開を決定し、「事務の仕組(システム)づくり」を目指した。一方、関連会社のさらなる改善を目的に1989年、企業体質改善活動・NTS(ニュートータルシステム)をスタートさせた。実施したのは豊通ニューパックと豊田化工の2社であり、1990年6月、第1回のNTS改善発表会が行われた。NTSの取り組みは海外へも展開され、1995年12月には海外初のNTS改善発表会が香港で開催された。国内外の関連会社でTQC活動の展開も進んだ。1991年5月には当社と関連会社6社で構成するTQC事務局会の主催により、第1回豊通グループワイドQCサークル大会を開催し、1995年には豊田通商タイランドで第1回QCセミナーを開催するなど、グループ全体への広がりをみせた。第3節目指した社会との調和1環境問題への取り組み1990年代、CO2排出による地球温暖化や環境汚染といった地球環境に関わる問題が急速にクローズアップされる中、当社でもトヨタグループ各社と連携を図りながら、環境問題への取り組みを進めた。取り組みは地球環境に資する環境ビジネスの開発と事業化、社内および豊通グループ内における省エネや廃棄物処理への取り組みの両面で行われ廃棄物再資源化乾留炉た。環境ビジネスでは、豊田メタルとの共同事業による廃車処理、豊田ケミカルエンジニアリングとの廃油処理と産業廃棄物の減容、無害化処理、亜豊田メタル、1998年8月より本稼働したASRリサイクルプラント92