ブックタイトル豊田通商70周年史

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概要

豊田通商70周年史

第1部総合商社への道程1948?1988ほぼ8年にわたる戦争により甚大な被害を受けたわが国経済だったが、朝鮮戦争による特需で息を吹き返し、1950年代後半以降、未曽有と言われた成長を遂げることとなった。戦後、トヨタグループの持株会社から販売を主体とする事業会社への転換を図った豐田産業は1948(昭和23)年に日新通商として生まれ変わり、その後1956年に日新通商から豐田通商へ変更し、わが国経済およびトヨタ自動車の成長に寄り添うかたちで業容を拡大していった。しかし、1970年代に発生した二度にわたる石油危機により、長く続いた高度経済成長が終焉し、低成長の時代が到来する中、当社は経営の多角化と国際化を加速させ、総合商社としての地歩を固めていくことになる。戦後復興から高度成長、低成長に至る変遷、国際化の進展と貿易摩擦の激化など激動の約40年を駆け抜けたその歩みを追う。沿革編47