ブックタイトル豊田通商70周年史

概要

豊田通商70周年史

トヨタ自動車を鋼材のバリューチェーンで支援当社および豊田スチールセンターは互いに連携して国内での鋼材加工事業および海外でのブランキング事業を進めてきたが、その基本的なスタンスはトヨタ自動車の自動車生産を鋼材加工のバリューチェーンを通じて支援していくということである。さ応、他メーカーへの拡販などである。そのうちのマルチマテリアルへの対応では、米国でアルミのブランキング事業に着手した。鋼材は自動車生産におけるメインマテリアルである。これが「必要な時に、必要な場所に、必要な量だけ」安定的に供給されてはじめて自動車生産は成り立つことを胸に刻み込み、その使命を果たしていこうとしている。らにこれらの機能を活用して、2018年にはインドのグジャラートでスズキ自動車向けに鋼材加工工場を立ち上げた。そして、こうした取り組みで一貫してきたのは「お客さまのラインを絶対に止めない」との強い決意であり、これを守るためにさまざまな努力を続けてきた。むろん課題はまだ多い。よりよい支援のための海外と日本を繋ぐトータル管理システムの運用、アルミに代表されるマルチマテリアルへの対応、より多様な加工への対プロスチールブランキングコイルヤード棒鋼条鋼テーマ編187