ブックタイトル豊田通商70周年史

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概要

豊田通商70周年史

なる鋼板をレーザーで溶接できるテーラード・ウェルデッド・ブランク(TWB)ラインの稼働を開始した。より付加価値の高い鋼材加工事業へと進化させ、トヨタ自動車のサプライチェーンマネジメントの重要な一端を担うことになった。させた。トヨタ自動車の現地工場に鋼材を供給するためのコイルセンターを現地に設立し、豊田スチールセンターがブランキングライン、レベラーライン、スリッターライン、シャーリングのオペレーション指導を行う体制とした。工場を運営するにあたってはトヨタ生産方式に基づく考え方を拡大する海外でのブランキング事業2000年代以降は、鋼材を異形加工するブランキング事業を拡大させた。2001(平成13)年にTAI-GSCにブランキングラインを設置したほか、2005年には豊田スチールセンターにブランキング事業部を発足させるなど海外でのブランキング事業を加速理解してもらう必要があるため、現地で「わかってもらえるまで繰り返して説明し、理解者を増やしていくこと」に努めた。海外でのブランキング事業は中国天津、チェコ、トルコ、豪州(のちに閉鎖)、中国広州、米国テキサス、タイ、南アフリカ、インド、ブラジル、インドネシア、米国ミシシッピ、マレーシア、メキシコへと、12カ国17拠点に順次拡大させていった。TTAI社ジョージタウンサービスセンター186