ブックタイトル豊田通商70周年史

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概要

豊田通商70周年史

第4章拡大する海外展開第1節海外極経営の進展1 4極+1の事業運営2006(平成18)年のトーメンとの合併を機に当社は商品本部制を導入し、本部経営を開始したが、海外という視点が欠けていたことから2008年にその見直しを行った。海外経営を視点として加え、中国地域、豪亜地域、欧州地域、北米地域からなる4極および新興・資源国をプラス1とする「4極+1」でグローバルビジネスを進める海外極経営の検討を開始した。極とは単なる地域分けではなく、権限の委譲と事業会社のマネジメント統括を含んだ、地域ごとの歴史や価値観、風土に根差した主体的な事業運営を目指す経営体であり、2011年11月よりスタートした。2 5極+1への転換アフリカ地域は2006(平成18)年から欧州極に組み込まれて管理運営されていた。CFAO社の株式100%取得によりアフリカ事業が本格化し、2017年4月にアフリカ本部が発足した。これにより東アジア、豪亜、欧州、北米にアフリカを加えた「5極+1」での海外極経営となった。5極?新興地域欧州極?ロシア含?北米極東アジア極アフリカ極豪亜極?インド含?新興地域?南米・中東・中央アジア?5極+新興地域沿革編151