ブックタイトル豊田通商70周年史

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概要

豊田通商70周年史

第4節機械・エネルギー・プラントプロジェクト本部1 3事業分野の取り組み機械・エネルギー・プラントプロジェクト本部では、「機械」「電力」「エネルギー・プラント」のそれぞれの事業分野で顧客第一の考え方に沿った事業展開をしてきた。機械分野ではエンジニアリングサービスの充実、試作支援からアフターサービスまでの一貫したサポート機能提供により、顧客の生産体制構築に貢献した。電力分野では世界各国での電力事業の自由化、再生可能エネルギー需要に対応し、風力・太陽光発電事業を中心に事業を拡大した。エネルギー・プラント分野では、石炭、石油、LNG、バイオマスなどの燃料を効率・安定的に調達、輸送、供給、販売することで供給元と需要国の顧客ニーズを満たし、また、東南アジア、中東地域を中心に、新興国における各種インフラ整備の需要を捉え、案件組成、実現???????におけるオーガナイザーの役割を果たしてきた。?????????????????????????2エンジニアリングサービスの拡充2000(平成12)年以降、当社はトヨタ自動車およびトヨタグループ各社が国内外で事業を拡大することに合わせ、エンジニアリングサービスの充実を図ってきた。各種機械・設備を調達・販売するだけでなく、試作(設計・量産化)の支援から始まり、企画・提案や技術開発、品質管理、効率的な物流、据付、メンテナンス、修理対応のアフターサービスに至るまでグループ内の関連会社と連携しなが??????????????????????????????????????????らトータルにサポートし、顧客の生産体制の構築に貢献してきた。3機械事業関連会社の設立と再編顧客の事業拡大に合わせ、関連会社の設立と再編を行い、よりニーズに応えるためのバリューチェーンの構築を進めてきた。豊通エンジニアリングは2007(平成19)年、トーメンテクノソリューションズと合併してTEMCOとなり、さらに2009年には当社との合弁で豊通マシナリーを設立した。また、2002年にエネルギーシステムのエンジニアリング会社としてエネ・ビジョンを設立し、2006年に試作部品や補給部品への対応を目的として豊通テクノプロトを設立した。2010年にはTEMCOや豊通テクノプロトを中心として関連会社の再編を行うこととし、商社業務を主とする豊通マシナリーとモノづくりを主とした豊通テクノを設立した。2012年にトキワエンジニアリング、2013年に岐阜精機工業がグループ会社となり、相互の連携を図り、サービスの強化を図った。さらに2018年に豊通テクノとトキワエンジニアリングが合併し、新たに豊通テックとなった。海外では1997年、米国にIndustrial TechServices.,Inc.(ITS)、2003年に中国に天津豊通汽車設備有限公司(TAE)、2005年に広州豊通汽車設備有限公司(GTAE)を設立した。2018年には中国の2社を合併させ、新たに豊通汽車設備有限公司天津豊通汽車設備有限公司(TAE)11豊通テック(ビジョンスペクター)138