ブックタイトル豊田通商70周年史

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概要

豊田通商70周年史

ル炭素繊維製造技術の開発」がNEDOの2015年度「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」に採択されることが決定した。炭素繊維リサイクルで最も消費エネルギーの大きい熱分解工程において、マトリックス樹脂の可燃性分解ガスを燃料に用いることで消費燃料の大幅な低減を可能にする技術であり、豊田ケミカルエンジニアリング半田工場に建設されたパイロット設備で省エネルギー型リサイクル炭素繊維製造技術の実証を進めつつ、リサイクル炭素繊維の用途開発を開始した。10水素ステーションの整備事業2015(平成27)年3月、トヨタ自動車の燃料電池車(MIRAI)の普及に向け日本エア・リキード社と合弁で、愛知県内2カ所で定置式水素ステーションを、また日本移動式水素ステーションサービス(ニモヒス)も岩谷産業、大陽日酸と合弁で愛知県3カ所、東京都2カ所(2017年に1カ所追加)で営業を開始した。2018年3月には、さらなる水素ステーション拡大に向けて、トヨタ自動車、岩谷産業など11社で、世界初の取り組みである官民連携の日本水素ステーションネットワーク合同会社(JHyM)に参画した。豊田ケミカルエンジニアリング半田工場水素ステーション開所式130