ブックタイトル豊田通商70周年史

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概要

豊田通商70周年史

応え、商圏の拡大に努めた。トヨタグループ各社の海外生産に対応し、1995(平成7)年にタイ、1998年には中国に複合樹脂の生産拠点を確保した。化学部では非自動車分野としてODA(政府開発援助)にも取り組み、アフリカ地域に向けた新しい肥料の開発に着手した。6繊維物資部門の事業展開生活関連部門の改編物資、繊維、食品は独立して事業活動を行ってきたが、1991(平成3)年9月、物資部と繊維部が物資繊維部門として統括され、1993年3月には食品部も編入し、食品部、物資部、繊維第一部および第二部という4部制となった。1994年に繊維第一部は繊維部に、繊維第二部は大阪繊維部となった。1999年6月の全社的組織変更により、保険部門と統合され、新設の東京繊維部、建設部、宝飾品部を編入し、生活関連部門として誕生した。住関連商品の強化物資部では、ストーブなどの暖房機器の全国販売網をベースに、オフィス家具のオリジナルブランドである「トヨスチール」をはじめ生活産業関連商品の開発・販売を行った。1991(平成3)年に海外調達の専門グループを発足させ、海外調達の拡大に備えた。1993年には介護用紙おむつ「さわやかセピオ」を開発し、介護・福祉事業への道を拓いた。1995年には住宅資材グループ(のちに住環境グループに改称)を新設し、関連企業と連携しつつ、住宅関連商品の開発、加工、物流販売、工事機能物資部が取り扱うオフィス関連商品102