中京地区最大となる副原料サイロの増設
2008年01月31日
豊田通商株式会社(本社:名古屋市、社長:清水順三)の連結子会社である東洋グレーンターミナル株式会社(以下:東洋GT、本社:愛知県知多市、社長:瀬田博良)は2008年1月31日、同社の所有する副原料穀物サイロを増設いたします。今回の増設により、東洋GTの保管能力は6万トンから7.2万トンへと拡大します。
国内の畜産飼料を取り巻く環境は、原料となるトウモロコシ、大豆などの高騰から、飼料価格の上昇が続いている状態で、その影響は畜肉やその加工食品への価格転化などにより、一般消費者へも波及しはじめています。
このような市場環境の中で増設するサイロは畜産飼料の原料となる大豆粕の保管を主に行います。大豆粕は大豆搾油時に発生する副産物ですが、国内の大豆搾油量が年々減少し、その副産物である大豆粕の発生も減少しております。国内大豆粕の減少した不足分を輸入大豆粕が年々取って代わっているのが現状で、大豆粕の日本の輸入量は2006年の1年間では164万トンと過去最高となりました。
従来中京地区には海外から大型船で輸入する大豆粕を直接搬入できるサイロがなかったため、大豆粕を安定的に輸入することができませんでした。そのため、中京地区においては国内産大豆粕を主として使用するしか選択肢はありませんでしたが、この度の東洋GTの増強により、海外から輸入する物流コストを大幅に下げ、同地区の配合飼料メーカーに輸入大豆粕を安定供給することが可能となりました。
豊田通商グループは、穀物の高騰が続く状況下で、安全と品質を確保しつつ、コストの低減を計る手段として、東洋GTを含む4つの穀物サイロ(東北・関東・東洋・東灘)の機能強化を進め、飼料原料の低価格・安定調達を通して日本の飼料畜産業界に貢献して参りたいと考えます。
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