ステークホルダーの皆さまへ

ご挨拶

IR社長メッセージ取締役社長 加留部 淳


 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
 去る3月11日に発生いたしました「東日本大震災」で亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申しあげます。 また、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申しあげます。
  本年6月、前社長 清水順三の後を受けて、取締役社長に就任いたしました
加留部 淳でございます。よろしくお願い申しあげます。

 2010年度の経営環境は、世界経済が新興国に牽引される形で緩やかな回復傾向となり、それを受けて日本経済も足踏み状態から脱却の動きをみせました。しかしながら、新興国の需要拡大や米国の金融緩和政策、更には2月以降に緊迫化した中東情勢により、原油をはじめとする資源価格が高騰したほか、3月の東日本大震災における被害と電力供給不足による生産減少等により、年度末に向け経済環境は大きく悪化しました。
  このような情勢のもと、豊田通商グループは「考える」「挑戦する」「変化する」という年度経営方針を掲げ、今後の環境変化を見据えた積極的な事業投資を行うとともに国内外の優良事業パートナーと連携を深め、より一層の事業領域拡大を進めました。また、新興国や北米等における自動車生産の回復、中国等における機械需要の拡大に加え、徹底した原価低減と効率化により収益の向上と財務体質強化に努めてまいりました。これらの結果、売上高は5兆7,436億円、当期純利益は471億円となり、昨年10月に引き上げました業績予想をほぼ達成することができました。これにより、期末配当金につきましては、1株当たり16円、年間では28円となり、前年度に比べ12円の増配とさせていただきました。

本年度も、未曾有の大震災が国内の各産業・経済に与える影響は甚大となることが予想され、引き続き厳しい経営環境が継続するものと思われます。このような状況の中、当社グループは2011年度方針である「加速」と「変革」を旗印とし、被災地の一日も早い復興に向けた取り組みはもとより、商社に求められる重要な機能の一つである調達・物流などの各産業を支えるサプライチェーン拡充に努めてまいります。

GLOBAL 2020 VISION

   

コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方

豊田通商グループの基本理念実現に向け、さらなる経営の効率化、透明化、コンプライアンスの徹底、財務体質の健全化を積極的に推進しており、本部制による連結経営および執行役員制を導入して、情報の迅速な伝達と共有、意思決定の迅速化と精度向上、ならびに内部統制の充実を図っています。また、当社グループ固有の価値観・信念・日々の行動原則である「豊田通商グループウェイ」を継承・深化することで、ステークホルダー視点での価値創造に努めています。

豊田通商グループの基本理念

 

豊田通商グループウェイ

CSRに関する基本的な考え方

豊田通商グループは、CSRを特別な取り組みではなく、企業活動のすべてのあり方を律する、経営そのものであると考えています。さまざまな事業活動を通して「安全文化の構築」「多様な人材による価値創造」「環境への取り組み」「社会貢献活動への取り組み」を推進し、企業理念である「人・社会・地球との共存共栄をはかり、豊かな社会づくりに貢献する」新しい商社像を目指しています。

「G' VALUE with you(ジー・バリュー・ウィズ・ユー)」

私たちの使命は、豊かな社会づくりに貢献するため、常に変化するニーズに対応しつつ新たなビジネスモデルを創り出し、これまでにない付加価値を提供し続けることにあると考えます。過去から現在に至る成功体験を生かしつつ大胆な変革を実行し、使命を達成してこそ、あらゆるステークホルダーの皆さまへの価値を高めることができると確信しています。

社員一人ひとりが知恵を出し合い、チーム力を結集してビジョンの実現を目指すなかで、ステークホルダーの皆さまと夢と感動を分かち合い、社会にとって価値ある企業となっていく。豊田通商グループのスローガンである「G' VALUE with you」には、こうした私たちの強い決意が込められています。

株主、投資家の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援ご指導を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

2011年6月
取締役社長 加留部 淳

 

加留部淳サイン

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