豊田通商株式会社 CSRレポート
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有価売却化を実現、グループ会社における廃油・廃バッテリーの有価売却化に取り組んでいます。 2013年度、豊田通商名古屋本社では、ゴミ分別改善や分別ゴミ箱の増設、e-ラーニングによる啓蒙などの「ゴミ分別強化・再資源化率UP活動」を推進しました。 廃棄物の最終処分量削減を意味する埋立率削減については、環境省ガイドラインに基づくサーマルリサイクル化などに取り組み、2013年度の名古屋および東京本社の廃棄物埋立率は0%、グループ会社では同0.30%に低減させることができました。また、再資源化率は88.9%(名古屋・東京本社)に向上しました。  今後は、国内グループ全体の廃棄物総量に占める埋立量比率0.5%未満の継続的達成を目標に、廃棄物3R、ゼロエミッションの維持向上に努めます。 工業製品に使用される物質の中には、環境汚染や人体への健康被害の恐れがあるものもあります。豊田通商グループでは、これらの物質の使用・管理に関してEUが策定した各種規制を遵守しています。 例えば、自動車部品を製造する樹脂加工工場や合成ゴム加工工場では、REACHで規制対象となっている化学物質を含む可塑剤や難燃剤を使用しています。対象物質および調剤に関しては、商品中に含まれる各物質の数量管理を実施しています。また、成形品に関しては、成形品中に該当物質(SVHC※2)が含まれているかどうかを確認し、人の健康や環境に配慮した化学物質の使用・管理をしています。 豊田通商グループでは、汚染リスク低減の観点からPCB早期処理を推進しています。2013年度は低濃度PCBを豊田通商及びグループ会社合同で処理することで効率化を図りました。 2014年度は引き続き低濃度PCBを処理すると共に、高濃度PCBについてもグループ合同で処理を進めていきます。 豊田通商では社員に向けても、環境に対する意識を高めるための取り組みを進めています。イントラネット上に、ISO14001や環境社会検定試験(生物多様性検定・エコ検定)について学べるe-ラーニング講座を、2009年度から開設し、社員が環境について学べるようにしています。 また、トヨタグループ共同の環境活動、「オールトヨタ生産環境会議」のメンバーとして、毎年6月に実施される「オールトヨタ地球環境月間」キャンペーンに取り組んでいます。 2013年度の環境月間では、環境をテーマにしたドキュメンタリー映画『地球にやさしい生活』を上映しました。 今後も多くの社員が環境に対する意識を高められるよう、さまざまな取り組みを進めていきます。EU規則REACH※1に対応し人の健康や環境に配慮した管理をしています。汚染リスク対策化学物質管理環境教育・啓発活動グループ合同での処理を進め、効率化を図りました。PCB廃棄物の早期処理推進※1 REACH:EUにおける化学物質の安全な使用・取り扱い・用途に関する法律※2 SVHC(Substances of Very High Concern):人の健康や環境に対して深刻な悪影響を及ぼす可能性のある高懸念物質 化学品・エレクトロニクス本部では、2012年4月、「化学物質統合管理システム」の正式運用を開始しました。これは、国際化学物質管理会議(ICCM)や、そこで策定された「国際的化学物質管理のための戦略的アプローチ」(SAICM)などで、より厳格な化学物質管理が求められていることを受けたものです。「化学物質統合管理システム」の運用を開始しました。 また、中国・台湾の現地法令への対応や、日本の国内法の改正にあわせたチェック体制も強化しました。さらに、これらの体制強化を確実に実行するための説明会を実施し、コンプライアンスの重要性と必要となる具体的作業について、周知を図りました。化学品・エレクトロニクス本部環境問題を取り上げた映画の上映会e-ラーニングや環境月間キャンペーンを通じて、社員の環境に対する意識を喚起しています。社員の意識向上化学物質管理についての取り組みと計画2013年度の実績2014年度の計画● 「化学物質統合管理システム」を正式運用。コンプライアンスのチェック体制を構築● 中国:「新規化学物質環境管理弁法」「危険化学品安全管理条例」への対応● 台湾:「毒性化学物質管理法」「労工安全衛生法」への対応● 日本:改正「化審法」への対応として、輸入品の成分チェックを強化● 改正法令への対応についての説明会を実施● 中国:「危険化学品登記管理弁法」への対応● 韓国:K-REACHへの対応 ● 化学品販売子会社におけるコンプライアンス体制の構築環境への取り組みEnvironment33

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