豊田通商株式会社 CSRレポート
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 豊田通商は、環境管理統括者、環境管理責任者や各本部長に加え、グループ会社の環境管理責任者などが参加し、年1回開かれる「地球環境連絡会」を中心に環境マネジメントに取り組んでいます。この会では、豊田通商グループ全体の環境に関する最高責任者である「環境管理統括者」からの指示事項の徹底、環境上の重要課題の改善事例やグループ各社で起きた異常・苦情・ヒヤリ等の不適合に対する再発防止策の共有などを行っています。 2013年8月に開催された「地球環境連絡会」では、環境リスク評価の導入、「環境マネジメントシステムマニュアル」の改訂、内部監査システムの変更について協議しました。 さらに、2014年3月に開催された「環境推進連絡会」では、グループ56社が参加し、「マネジメントレビュー」の報告、ISO14001定期審査の結果報告、第3回環境リスク評価の結果報告が行われました。また、異常・苦情・ヒヤリ関連の報告と「地球環境連絡会」を中心に環境マネジメントのさらなる推進に取り組んでいます。環境マネジメント 豊田通商では、「緊急連絡ルート」を設定し、万が一の環境事故(異常・苦情・ヒヤリ)発生時には、発生部署にてただちに環境への取り組みEnvironmentその防止策を共有するとともに、産業廃棄物処理については、法令順守の確認強化を図る為の対応策が展開されました。 豊田通商が経営責任を有する投融資案件については、「環境法令の遵守」と「環境汚染の防止」について環境事前審査を実施しています。具体的には、投融資案件の土地・設備を対象に、「典型7公害」※1と、産業廃棄物、有害化学物質、可燃性危険物の計10項目を重要項目として、厳正にチェックしています。 2013年度は、41案件について環境事前審査を実施し、その内、環境対策設備の追加導入やモニタリング実施等の条件を要する承認件数が16件ありました。 また、2012年4月から投融資環境事前審査の新制度を運用開始しました。この制度は、特に環境への影響が大きい30業態※2の大型投融資案件について出資比率の多寡にかかわらず「環境への配慮」を事前審査するものです。 2013年度では12件の投融資案件が対象となりました。今後はさらに運用を重ね、データの蓄積、データベースの整備を図り、環境影響リスクの低減、環境・社会問題の未然防止に努めていきます。推進体制「投融資環境事前審査制度」の運用を継続しています。緊急連絡ルートを設定し1時間以内に報告する体制を構築しています。環境リスクマネジメント※1 典型7公害:大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、振動、悪臭、地盤沈下※2 国際協力銀行ガイドラインにもとづく環境マネジメント推進体制 金属本部では、新興国や開発途上国に対する投資における環境・社会面のサプライチェーン・マネジメントを、重要な課題と考えています。 たとえば、アルゼンチンでのリチウム資源開発にあたっては、2010年のパイロットプラント建設時から水質調査や環境アセスメントを実施しました。また、地域住民への配慮として、周辺井戸の水質調査を実施するとともに、その浄化プロセスを提案しています。鉱山開発における環境アセスメントを実施しています。金属本部での取り組み建設中の石灰工場取締役会社長各部CSR推進委員会地球環境連絡会環境管理統括者(副社長)安全・環境推進部 環境推進室(事務局)環境管理責任者(安全・環境推進部担当役員)本部長本部長補佐国内地域・顧客統括担当開催目的:環境活動向上の推進・ トップの指示事項の徹底・ 環境重要課題の改善事例発表・ 不適合事項の再発防止 (横展開)構成メンバー■ 環境管理統括者■ 環境管理責任者■ グループ会社環境管理責任者(常勤代表者) ■ 監査役■ 本部長 ■ 各本部企画部長■ 経営企画部長■ 総務部長■ ERM部長■ 安全・環境推進部長■ 国内地域・顧客統括部長■ 海外地域戦略部長支店・営業所・出張所グループ会社29

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