豊田通商株式会社 CSRレポート
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安全への取り組みSafetyり、7ヵ国11拠点の海外グループ会社が参加する会合となりました。「グローバル・セーフティ・ミーティング」は今後も引き続き開催を予定し、グループ一体となって安全意識の向上を目指していきます。 豊田通商では、国内外の事業拠点に対し、経営トップや事業本部のトップが自ら安全を点検する「工場巡視」を実施しています。さらに管理体制や安全衛生委員会の活動状況、年間活動計画の推進状況など21項目を審査する「工場安全診断」や、災害を未然に防止するための「リスクアセスメント」を実施しています。これらの結果をもとに、課題の抽出と対策の実施を進めています。 工場安全診断はグループ会社(国内20社、海外15社)において実施し、安全管理や現場での安全指導を徹底しました。また、これらグループ会社における災害の未然防止活動として、各社の危険源を抽出し対策を検討するリスクアセスメントも実施しました。 約550社の仕入先様のご協力のもと、「安全衛生協力会」を組織し、災害防止に取り組んでいただいています。また、仕入先様からの希望に応じ、当社の安全衛生のノウハウを現場でアドバイスしています。 仕入先様は「工事」と「納品」の2業種に分かれ、それぞれ年4回、大会・研修会を開催し、安全管理や不具合指摘の傾向を共有しています。大会・研修会では、金属、グローバル部品・ロジスティクス、機械・エネルギー・プラントプロジェクト、化学品・エレクトロニクス、生活産業の5本部の役員・部長が出席し、安全推進メンバーが事務局を務めます。 2013年度は事故発生時の「労災隠し」を防止するなど、法令順守をテーマとし、安全管理の向上に取り組みました。 工事が付帯する投資事業のうち、出資率が50%以上のものについては、計画段階から安全施工サイクルを監査し、安全管理体制を構築しているかを確認しています。 安全推進室は、無事故・無災害で工事を完了するために、5つの安全施工サイクルが順調に機能するよう、発注者としての「安全配慮義務」に努めています。経営トップ層が直接訪問する工場安全診断を35社で実施しました。労働安全衛生の推進豊田通商約550社の仕入先様による「安全衛生協力会」が、安全管理の向上に取り組んでいます。仕入先投資事業の安全審査を計画段階から実施しています。投資先労働災害発生件数と休業度数率(2013年度)発生件数(うち休業)度数率国内海外16件( 2件)76件(41件)0.100.86工場操業をともなう国内グループ会社の休業度数率※(2013年度)金属系エネルギー系その他対象社数在籍人数度数率14社1,244名0.003社481名0.0014社3,549名0.00休業度数率= ×1,000,000労働災害による死傷者数のべ実労働時間※ 休業度数率:災害発生の頻度を表す指標。100万のべ実労働時間あたりの労働災害による死傷者数で算出する。5つの安全施工サイクル● 新規入場者教育● 作業指示の実施とKY(危険予知)の実施● 安全パトロール● 安全ミーティング● 4S(整理・整頓・清潔・清掃) 金属本部では、鉱山開発や精製施設建設への新たな投資に際して、計画段階から安全審査を実施し、事故・労働災害を未然に防ぐための安全管理に取り組んでいます。 たとえば、アルゼンチンにおけるリチウム資源開発では、現地事業会社が実施する安全管理に加え、ステークホルダーとして豊田通商アルゼンチン社の安全責任者が、3カ月に1回の定期的な安全監査を実施しています。2013年度は3回の安全監査を実施し、適切な指導を行いました。 また現地事業会社が作成する月次進捗レポートに安全・ひやり事故等についての報告を義務付け、現地の安全状況を日本からも定期的に把握できる体制を整えています。鉱山開発における安全管理を徹底しています。金属本部の取り組み 機械・エネルギー・プラントプロジェクト本部では、海上ガス田掘削や環境設備の据え付けなど、特に危険を伴う海外での大型工事における労働安全衛生の管理を徹底しています。 海外工事の発注担当者は、「海外工事安全講話」を受講し、自らが発注する工事で事故・災害を発生させないための注意点を学んでいます。2013年度は、計57名が受講しました。 また、本部戦略会議でも、本部長以下の役員、部長、担当、関連会社役員、海外駐在員が、安全管理について学ぶ場を設けています。海外駐在員にはさらに、赴任前に安全管理に関する研修を実施しています。海外工事にかかわる社員を対象に安全に関する研修を実施しています。アルゼンチンでのリチウム開発機械・エネルギー・プラントプロジェクト本部の取り組み25

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