豊田通商株式会社 CSRレポート
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 豊田通商グループはグループの社員のみならず、関係する全ての働き手の安全を確保することが、企業の基本的な社会的責任と考えています。この点を踏まえ豊田通商グループでは「安全文化の確立」を目指し、関係会社と仕入先を含め“現地・現物・現実”を合言葉に「管理体制」「教育と人財育成」「未然防止への支援活動」の3つを柱に、積極的な安全衛生管理に取り組んでおります。 しかしながら、2013年度は前年度に比較して海外の事業体での災害が増加したことから8月に「安全非常事態宣言」をグローバルレベルで発令し、改めて全社員に安全意識の再徹底と安全衛生管理のしくみの再構築に努めました。具体的には現場までの災害情報の共有を全社で図るとともに、国内外のそれぞれの現場で高所作業での安全確保と担当業務外作業の禁止を徹底させ、リスクの低減に努めました。また、安全パトロールの実施や緊急の安全大会の開催により仕入先を含め全社員の安全意識の徹底に取り組みました。その結果、災害発生件数が減少し、全社での安全意識の向上も確認できたことから、2014年4月に発令を解除しております。 また、2013年度は、全社横断会議体である「安全管理強化会議」を月1回実施して各本部の安全活動のアクションプランをフォローし、豊田通商グループでリスクの未然防止に努めました。他にも各本部のゼロ災推進メンバーを主体に毎週「週間安全週間連絡会」を開催し、ヒヤリ事故を含め迅速な災害情報の共有化の推進を図っております。 また2012年度に引き続き、タイ、米国、ブラジル、オーストラリア、インドネシア、南アフリカ、中国の7カ国の海外拠点から安全衛生関係者が出席して、安全管理体制の整備・強化を議論する「第2回グローバル・セーフティ・ミーティング」を開催し、当社が掲げる安全への理念「ANZEN FIRST」の共有を図りました。 当社の長期ビジョン「GLOBAL 2020 VISION」ではありたい姿として「お客様に安心・安全を提供し信頼される企業」であることを掲げています。これは企業活動のあらゆる側面で安全と衛生に配慮して関係する一人一人の皆様の安全を確保することで、災害未然防止に自発的に取り組む風土を持つ企業であることを指しております。 そのありたい姿に向け、私たちは2014年度も全社一丸となって取り組みます。浅野 幹雄統括安全衛生責任者(取締役副社長)災害を未然に防ぐ企業づくりを展開し、事業の推進を図ります。❸❹❺安全と健康の確保を図るには良好なコミュニケーションが必要と認識し、トップは社員との協議を尊重する。安全衛生関係法令、客先構内作業業務要領等を尊重するとともに、必要な自主基準を設け安全衛生管理のレベル向上を図る。労働安全衛生マネジメントシステムを利用し、継続的な改善ならびに維持に努め安全衛生水準の向上を目指す。グループ全社的な安全衛生活動の推進のため、組織体制の整備、責任所在の明確化を図る。快適かつ健康的な職場の形成を進めるため、全社員に対し安全衛生確保に必要かつ充分な教育・訓練を実施する。❶❷豊田通商グループ安全衛生方針(2011年7月改訂)安全への取り組み「豊田通商グループ安全衛生方針」のもと、取引先・投資先を含め、豊田通商が関わるすべての事業、すべての働き手の安全を確保することが事業継続の大前提と考え、グループを挙げて労働安全衛生の取り組みを推進しています。また、安心・安全な食料品を提供するため食料安全推進室を設け、「食の安全管理システム」を構築しています。SafetySafety23

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