豊田通商 CSR Report 2013
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安全への取り組み 当社グループにとって、世界有数の自動車生産国タイは重要な国のひとつです。現地では、自動車部品の生産に必要な部材の輸送を担う当社関連企業TTK Logistics(Thailand)Co., Ltd.の約1,700名のドライバーが物流を支えています。 2011年には、これらドライバーの交通安全教育のため、当社関係会社で同国最大規模のトラック輸送会社であるTTK Asia Transport(Thailand)Co.,Ltd.は、トレーニング・センターをチャチェンサオ県に開設。タイ国交通局の陸上運送用車両運転教習課程の訓練コースに準拠した設計で、高速周回コースや省燃費運転スキルを習得できるエコドライブコースなどを設け、多様な教習が可能となっています。 同センターでは、新人から指導者までの階層別研修カリキュラムを整え、ドライバーの教育を計画的に実施。日本流の安全運転ノウハウに、タイ独自の視点を加えて指導にあたっています。整備が不十分なタイの道路事情を踏まえ、走行中の“危険”を安全に体験できる実習に力を入れています。こうした体感型実習は効果が高く、研修後の安全成績にもそれが現れています。 また、将来的には、他企業や地域のドライバーを受け入れていく計画です。その上で、国家認定の取得、社外ドライバーへの各研修プログラムの提供など機能を拡大し、アジア新興国における交通安全施設の手本となることを目標としています。世界有数の自動車生産国タイにトレーニング・センターを開設。現地で物流を支えるトラックドライバーの安全教育を徹底し、現地の交通安全に貢献しています。グローバル生産部品・ロジスティクス本部の取り組み交通安全教育の様子 自動車本部では、トヨタ自動車(株)をはじめ複数の自動車メーカーの自動車・自動車部品の卸売・小売事業を、約150カ国で展開しており、自動車を取り扱う企業の社会的責任として、各国の交通安全に寄与すべく、多種多様なCSR活動を展開しています。 お客様に安心したカーライフを送っていただくためには、自動車の点検整備が大変重要です。例えばパプア・ニューギニアでは、サービス部門の従業員約300名の約80%が、トヨタ自動車指定の基礎教育プログラムを受講し、サービススタッフ認定を受けるなど、従業員教育に力を入れています。また、スリランカでは、2011年から現地代理店の社員を対象に運転講習会を始めました。道交法に関する座学と実地教習で、2012年は30名以上が受講しました。トリニダード・トバゴではお客様をショールームへ招待し、運転マナー、点検・整備に関する講習会を開催しました。自動車の卸売・小売を展開する企業の社会的責任として、サービススタッフ育成やドライバー教育などを通じ、現地の交通安全に寄与しています。自動車本部の取り組み講習を受けるサービススタッフ(パプア・ニューギニア)ては、食料安全管理システムの「サプライヤー管理基準」でルールを定め、サプライヤーが正しい日付管理を実行していることを確認しています。TTK交通安全教育センター(タイ・チャチェンサオ県)23

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